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激痛!歯髄炎(しずいえん)の症状を軽減させる方法と治療法

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歯が急に痛み出して、辛い思いをした方も多いのではないでしょうか。歯に激痛が起こる主な原因は歯髄炎です。歯髄炎は歯の中の歯髄(神経や血管などで出来た歯の骨髄みたいなもの)が炎症を起こして腫れている状態です。歯髄炎による激痛になると夜も眠れないほどになることもあります。今回は歯髄炎になった時に自宅で激痛を軽減させる方法と歯医者で行う治療法についてお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

1.激痛の時の歯髄炎とは

激痛の時の歯髄炎は、歯の中で血液が溢れかえっている状態で、歯髄は歯の中にある神経と血管などの組織です。血液が歯の神経を圧迫するので激痛になります。ドクドクと血液の流れによって痛みが来るのは、血液が流れるたびに神経を圧迫するからです。

多くの歯髄炎は虫歯菌に引き起こされます。虫歯菌は歯髄まで達すると、歯髄に炎症を起こし、歯髄炎が起きます。歯髄炎が起きて激痛が出てしまうとほとんどの場合、神経を抜く抜髄(ばつずい)処置が必要になります。 

2.歯髄炎による激痛を自宅で軽減させる方法

2−1.痛み止めを飲む

自宅で急に歯髄炎による激痛が出た場合は、我慢せずに痛み止めをのんでください。おすすめなのがロキソニンSです。歯医者で出される痛み止めとほぼ同じ成分です。また、昔から使われているバファリンなども胃腸が弱い方には効果的です。詳しくは「歯痛の時に自分で痛みを早く軽減させる6つの方法と歯医者で行う治療法」を参考にしてください。

2−2.歯髄炎の歯を冷やす

歯髄炎は血液の流れが痛みの原因になります。痛い歯を冷やすことによって血液の流れを少なくすると、痛みが軽減します。頬側から冷えピタ、歯を水や氷で冷やすと痛みを抑えることができます。

2−3.噛まないように安静にさせる

歯髄炎によって噛むと痛みが出ている人は、歯に刺激を与えないようにしてください。炎症が歯髄だけでなく歯の周りにある歯根膜(しこんまく)まで広がっているため、噛むと痛みが出てしまいます。歯が浮いたような感じになり、噛みにくい方は高カロリーゼリーなどで栄養と水分を摂るようにしてください。

3.激痛の歯髄炎を歯医者で治療する方法

3−1.歯の神経を抜く

shutterstock_217891645激痛になると歯医者では歯の神経を抜く必要があります。痛みが強い場合は麻酔が効きにくいので痛み止めで、痛みを落ち着かせてから治療をすることもあります。詳しくは「激痛の時の治療法/歯の神経を抜く抜髄(ばつずい)とは」を参考にしてください。

3−2.歯の神経を抜く方法

  1. 歯に麻酔をします
  2. 細菌に感染している虫歯の部分を取り除きます
  3. 唾液が根の中に入り込まないようにラバーダムやズーという器具を歯の周りに装着します
  4. 歯の神経を取り除くための穴をダイヤモンドのバーで開けていきます
  5. 歯の神経の入り口からファイルというヤスリみたいな器具で神経を取ります
  6. 歯の根の中の消毒を繰り返します
  7. 根の中がきれいになったら薬を詰めて細菌が入り込まないようにします
  8. 神経を取ってしまった歯はもろく、割れやすいので土台を作り、かぶせる治療を行います

4.軽度な痛みの歯髄炎の治療法

4−1.知覚過敏の薬を塗る

知覚過敏の歯は軽度な歯髄炎を起こしています。歯に冷たいものなどの刺激によって、歯髄炎を起こし、痛みとして感じます。歯に刺激を与えないように、温度変化がある飲食は控えるようにします。また、知覚過敏の薬や歯の根元にプラスチックを詰めるなどして知覚過敏を抑えます。詳しくは「知覚過敏/自宅でできる5つの改善法と歯医者で行う8つの治療法」を参考にしてください。

4−2.歯の歯髄を保護する

虫歯が歯髄に近づいてくると軽度な歯髄炎を起こします。歯には歯髄とつながっている細い管があります。虫歯ができるとその管から細菌が歯髄に入り込み歯髄炎を起こします。麻酔をし、虫歯を取り除いて虫歯菌が管から歯髄に入り込むのを遮断します。詳しくは「歯の神経を抜く前に知っておきたかった7つのことと最新治療法」を参考にしてください。

4−3.歯の歯髄を切断する

歯髄の一部が回復不可能なまで歯髄炎が起こってしまった場合には、歯髄の一部を切断する方法を行います。乳歯や生えたての永久歯は歯髄を抜いてしまうと歯の寿命が極端に短くなってしまいます。そのため一部でも歯髄を残して歯の寿命を延ばします。しかし、成功率はあまり高くないため永久歯で完全に根が出来上がっている場合は、歯髄をすべて取る処置をします。

5.虫歯以外に歯髄炎が起こる原因

5−1.歯をぶつけた時の外傷

歯をぶつけた刺激で歯の歯髄が炎症を起こすことがあります。歯の歯髄は根の先の一部で、顎の骨の中の骨髄とつながっています。歯に強い外傷が加わると骨髄と歯髄が切断されて歯髄炎を起こすことがあります。この場合の歯髄炎は神経を抜く必要があります。

5−2.歯が割れる破折

神経のある歯に亀裂や破折が起こると歯髄炎が起こることがあります。歯ぎしりや食いしばりが強い方は神経がある歯でも割れることがあります。亀裂から細菌が入り込み歯髄炎を起こします。症状はシミや違和感、激痛になることもあります。詳しくは「歯が割れた!歯根破折の原因と治療法」を参考にしてください。

5−3.重度の歯周病

重度の歯周病で歯の周りの骨が溶けていくと歯髄炎になることがあります。歯の根の先まで骨が溶け、根の先から細菌が入り込むと歯髄炎を起こします。神経を抜く処置をし、根の一部を切断する必要があります。詳しくは「30代以上の方必見!歯周病に負けない5つの知識と3つの治療法」を参考にしてください。

5−4.虫歯治療の刺激

歯の中には歯髄とつながっている管があります。深い虫歯であったり、何度も治療を繰り返したりすると歯髄がダメージを受け、歯髄炎を起こします。時間をかけて回復することもあれば、歯髄が自然に死んでしまうこともあります。詳しくは「知ってるだけで格段に虫歯が減る!虫歯の全情報と全知識まとめ」を参考にしてください。

6.歯の異常による歯髄炎

6−1.中心結節(ちゅうしんけっせつ)の破折

小臼歯の噛む面に、出べそのような突起物があることを中心結節と呼びます。中心結節はもろく折れてしまうことがあります。しかし、この中心結節の中には歯髄があり、折れたところから細菌が感染すると歯髄炎を起こしてしまいます。

6−2.内部吸収

歯髄が何らかの原因で周りの歯を溶かすことを内部吸収と言います。内部吸収によって歯髄炎を起こすことがあります。外傷や矯正などの原因が考えられていますが、詳しい原因は不明です。内部吸収が起こってしまった歯は、神経を抜いて、歯の吸収を止める必要があります。

6−3.外部吸収

歯が根の外側から溶けることを外部吸収と言います。外部吸収によって、歯髄炎を起こすことがあります。原因は不明ですが外傷が起きた歯に出やすい傾向があります。外部吸収が起こってしまった歯は根の治療が難しく、根の治療をしても吸収を止めることができない場合もあります。

まとめ

歯髄炎は起きてしまうととても痛いものです。また、治療を行うとなれば神経を抜かなくてはなりません。歯の寿命は確実に短くなります。起きてしまったものは治療せざるを得ません。しかし、同じことを繰り返さない為には予防歯科を行うことが重要です。

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コメント

  1. 小林 より:

    22日に奥歯の抜随しました。ロキソニンもらい飲みましたがまだ鈍い痛みがあります。薬なくなりました。次の予約は31日なんですが、この痛みは何時まで続くのでしょう。病院行った方が良いのでしょうか?

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