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インプラントの寿命を半永久的にするための7つの秘訣

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インプラントに興味はあるけど寿命はどれくらいなのか、何度もやり直さないといけないのかと心配される方も多いのではないでしょうか。インプラントとは歯がなくなった部分に人工歯根(インプラント)を入れることです。実はインプラント自体に寿命というものはなく、腐ったり溶けたりするものではないのです。多くはインプラントの周りの骨が溶けてしまい、インプラントが歯周病になってダメになってしまうのです。今回はインプラントの寿命を半永久的にするための秘訣をご紹介します。自宅でできるお手入れ法やトラブルの時の延命法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1.インプラントの寿命

インプラント治療は、むし歯や歯周病、ケガなどによって失われた歯の無い骨の部分に、人工歯根(インプラント)を埋め込み、自然な感覚の状態まで回復させる治療法です。歯の寿命が手入れ次第で半永久的に使えるように、インプラントも寿命というものはありません。インプラント自体が腐ったり、溶けたりするものではないからです。
ただし、歯と同じようにインプラントに歯石が着いたり、インプラントの周りの骨が歯周病で溶けたり、インプラントの周りの歯茎が腫れたり、インプラントが揺れてきたりしてインプラントを取らなくてはいけないことはあります。すなわち、インプラント自体が虫歯にはならないけれど、歯周病にはなってしまうのです。

2.インプラントの寿命を半永久的に伸ばす7つの秘訣

2-1.自分の残っている歯をこれ以上減らさないような口腔ケア

自分の残っている歯が歯周病で悪くさせないようなお口の中の環境であれば、インプラントも同じようにいい状態でお口の中で機能し続けることができます。成人が歯を失う40%は歯周病で、30%は虫歯です。インプラントが虫歯にならないことを考えると、歯周病の予防ができれば70%の確率でインプラントを守ることができます。また、他の歯が無くなってしまうとインプラントに、今まで以上に噛み合わせの負担がかかりインプラントの寿命を短くしてしまいます。

2-2.歯医者での定期的なクリーニング

__ (2)歯周病はご自身の歯磨きやデンタルフロスだけでは防ぐことができません。歯周ポケット内の細菌を歯医者で定期的に取り除くことによって歯周病予防ができます。インプラントも同じようにご自身だけでの管理では歯石が付いてもそのままになり、歯周病が進行してしまいます。詳しくは「歯医者で行うクリーニングの6つの疑問とセルフクリーニングの4つの手順」を参考にしてください。

2-3.歯医者での噛み合わせの調整

歯は根の周りに歯根膜(しこんまく)というクッションが存在します。また、擦り減ることによって一本だけがかみ合わせで強く当たるのを防いでいます。インプラントは骨と直接繋がっているため、クッションになるものがありません。被せものも多くはセラミックを使っているため、擦り減りが少なく、時間の経過とともにインプラントだけが強く当たってきます。そこで定期的な噛み合わせの調整が必要となるのです。インプラントに被せてあるセラミックが欠けたり、割れたりすることはインプラントを守る上ではいいことなのです。

2-4.歯ぎしりの強い力から守るマウスピース

歯ぎしりが強い人はご自身の歯も擦り減らしたり、割れたり、揺れてきたりします。インプラントも同じような力が加われば被せものが割れるか、インプラント自体が揺れてきてしまいます。そのため歯ぎしりがある方は自分の歯を守る意味でもマウスピースを使用する必要があります。詳しくは「気づかない歯ぎしりで日本人の70%は歯を悪くしている」を参考にしてください。

2-5.糖尿病や骨粗しょう症にならないような健康管理

インプラントの寿命を延ばすには植えられている骨が健康でなくてはなりません。糖尿病や骨粗しょう症など骨が弱くなってしまう病気になってしまうと、歯やインプラント周囲の骨も弱くなり歯周病になりやすくなってしまいます。

2-6.安全性の高いインプラントの使用

インプラントは世界で何十種類と発売されています。安いものから、高いものまで、メーカーも出ては消えています。体の骨の中に入れるインプラントをあまり安価なものを使ってしまうと、骨の中で折れてしまったり、メーカーが撤退して土台や被せものをやり直せなくなることがあります。多少高くても世界シェアのある安全性の高いインプラントを使ったほうがインプラントの寿命を延ばすことができます。詳しくは「初めてのインプラント治療ガイド」を参考にしてください。

2-7.緻密で正確なインプラント手術

ct-17インプラントの位置や方向はインプラントを半永久的に使うためにはとても重要です。位置によって汚れのつき具合は変わり、方向によって噛むときに加わる力の方向が変わります。短い期間ではそれほど変化はありませんが、何十年とつかっていくうちにその小さなズレが骨の吸収を促進させてしまいます。そのため緻密で正確なインプラントの設計と手術が必要なのです。詳しくは「インプラントの失敗と安全ガイド」を参考にしてください。

3.インプラントの寿命を延ばす自分でできるお手入れ方法

3-1.歯ブラシ

硬さはふつうの物を使用してください。硬すぎるとインプラントの周りの歯茎が傷ついてしまいます。特にインプラントの周りの歯茎を中心に磨くようにしてください。インプラントは歯に比べ根元が細くなっているので、その部分に汚れが多く残ります。電動歯ブラシも有効です。横には動かさず、少しずつずらしていくような感じで使ってください。

3-2.デンタルフロス

歯と歯の間に入れ、下から上に汚れを引き上げるように使ってください。上から強く歯茎の中に入れてしまうと、傷が付いてしまいます。特にインプラントの根元のくびれている部分に汚れを残さないように注意して使います。

3-3.プラウトブラシ

plaut_01歯ブラシでは磨きにくい、一番奥のインプラントや根元のくびれた部分に毛先をあて汚れを落とします。プラウトブラシは頭の部分が小さいため小回りがよく効きます。その分効率が悪くなるため、歯ブラシで磨けないところをワンポイントで使うようにしてください。

3-4.スーパーフロス

歯茎付きのインプラントや被せものが繋がっている場合はデンタルフロスにスポンジが着いたスーパーフロスが効果的です。インプラントの間に入れ、スポンジの部分でインプラントの周りの汚れを取っていきます。

4.インプラントのトラブルを回避して寿命を延ばす方法

4-1.インプラントは部品の交換も可能

0867001002インプラントは骨の中に埋め込まれている人工歯根(インプラント)、インプラントと被せものを繋ぐ土台(アバットメント)、被せものの3つの構造からできています。この中にはインプラントとアバットメントが繋がっているものや、アバットメントと被せものが一体のものがあります。被せもののセラミックが欠けたり、インプラントとアバットメントのネジが緩んでもインプラントはそのままで上の部分だけをやり直すことができる仕組みになっています。

4-2.前歯の歯茎が下がってしまった

前歯にインプラントを入れて数年たつと歯茎が下がって声が漏れたり、見た目も気になるこんなトラブルが起こることもあります。この場合歯茎を移植して前歯の歯茎に厚みを作ることによって改善することができます。

4-3.インプラントの周りがよく腫れる

インプラントの周りの骨が歯周病で下がってくると歯茎が腫れたり、膿が出たりすることがあります。この場合、歯茎の中のインプラントの周りの汚れを取り除くことによってインプラントを延命させることができます。

*すべてのインプラントの状態にできるわけではありません。担当医とよく相談した上で行ってください。

5.インプラントの保証期間

多くの歯科医院ではインプラント治療をする際保証期間を設けています。期間はインプラント自体を5年から10年としているところが多いです。それだけインプラント自体は長く持つものなのです。しかし、保証内容をみると定期的なメンテナンスを受けなければ保証は出来ないと記載されています。インプラントは持つけれど、その周りの歯茎や骨はお手入れをしなければ長くは持たないことを意味しています。

まとめ

インプラントは40年以上お口の中で機能しているものもあります。ご自身の歯やインプラントがこれ以上失われないようにするためには、ご自身の管理が一番大切です。

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