薄いセラミックのラミネートベニアで歯の変色や隙間を綺麗にする方法と費用

あなたは今、自分の歯の色に自信がなく歯を白くしたいと思っているのではないでしょうか。また、前歯の隙間を埋めて綺麗な歯並びにしたいと思っているのではないでしょうか。

通常、歯の色を白くするには歯のホワイトニングを行いますが、テトラサイクリン歯や先天的な歯の色によってはホワイトニングでは白くできないこともあります。

しかし、被せ物で歯を白くすると歯を多く削らなくてはならず、歯のダメージが大きくなります。
そこでラミネートベニアという方法を行います。ラミネートベニアは歯の表面を少し削り、薄いセラミックを貼り付けることによって歯の色や形を綺麗にする治療法です。
ラミネートベニアで治療ですればほんの少し歯を削るだけで、いままで悩んでいた歯の変色や隙間を綺麗にできるのです。今回はラミネートベニアの治療法についてお伝えします。ぜひ参考にしてください。

1.ラミネートベニアとは

ポーセレンラミネートベニアともいいます。歯の表面を0.8mm程度削り、薄いセラミックのシェル(付け爪みたいなもの)を削った歯の表面に貼り付ける治療法です。歯の色を白くしたり、歯の形を変えることができます。
通常のセラミック治療では歯の全周を1、5mm程度削り、セラミックの冠を被せます。ラミネートベニアで歯を削る部分は歯が見える表面のみで、それも通常のセラミック治療の半分しか歯を削らないのです。
そのため多くの歯の部分を残すことができ、歯に優しい治療法となります。他の治療法より精密な治療法が必要で費用は15万円〜20万円程度です。

1−1.歯を削る前(前歯)

ラミネートベニアは主に前歯の色や形を改善する時に使います。

1−2.歯を削った状態

歯の表面を0.8mmの薄さで削ります。歯の裏側は残して、歯の色や形を変えたい歯の表面のみを薄く削ります。

1−3.ラミネートベニアをつけた状態

本人が希望する歯の色に近づけることができます。また、セラミックのため色が変わることがありません。

1−4.ラミネートベニアをずらした状態

ラミネートベニアは1mm以下のため取り扱いには注意が必要です。歯に接着剤で付けると強度が増します。

 

2.ラミネートベニアのメリット

2−1.歯を削る量が少なくて済む

ラミネートベニアは歯の表面しか削らず、それも0.8mmという通常の被せ物の半分の量しか歯を削りません。そのため歯に負担がかからず、治療後に歯がしみたりすることもなく、歯に優しい治療法です。

2−2.歯の色が変わらない

ラミネートベニアは歯にセラミックのシェルを貼り付けるため、ラミネートベニアの色が変わることはありません。歯のホワイトニングで歯を白くする場合は継続的に行わないと、色が戻ってしまいます。綺麗な歯の色を長期間維持したい方におすすめです。

2−3.歯並びを綺麗にできる

歯と歯の間に隙間があったり、歯がねじれていたりする部分をラミネートベニアで治療することによって綺麗な歯並びにすることができます。歯の小さな隙間やねじれであればラミネートベニアで歯の形を変えることができます。歯列矯正に抵抗のある方にはおすすめの治療法です。

3.ラミネートベニアのデメリット

3−1.超精密な治療である

ラミネートベニアの治療は削ったり、セラミックを作ったり、接着したりすべての治療が1mm以下の精度で治療を行います。そのため肉眼では治療ができずマイクロスコープや拡大鏡を使って治療をする必要があります。

3−2.保険外診療である

セラミック治療のため保険外診療です。保険内ではラミネートベニアの治療は認められていません。そのため一本の費用は12万円〜20万円程度です。

3−3.割れることがある

ラミネートベニアは薄いセラミックのシェルを歯の表面に貼り付ける治療法です。歯に強い力が加わると割れてしまったり、かけてしまうことがあります。これはラミネートベニアに限らずセラミック治療全般に言えることです。

4.ラミネートベニアの治療法

4−1.写真やレントゲンの検査

始めの状態の歯の色や形を写真に撮ります。どれくらい白くしたいのか、どのような形にしたいのか相談します。

4−2.最終的な歯の形を模型上で作る

歯の型をとり、歯の模型を作ります。模型上で最終的な歯の形を作り、どれくらい歯を削る必要があるか確認します。

4−3.歯を削ります

通常は歯に麻酔をして削ります。もともと詰めてあるプラスチックの部分や歯が割れてしまった部分、歯の色の濃さによって削る量は変わります。基本は0.8mm程度です。削った部分には仮の歯を作ります。

4−4.ラミネートベニアをつける

1〜2週間後出来上がったラミネートベニアを歯につけます。付けたラミネートベニアが剥がれないようにするた、歯の表面の汚れなど綺麗にし、接着剤で付けます。

4−5.接着剤が固まって終了

接着剤は光を当てて固めます。完全に固まるまでには時間がかかり、2、3日はラミネートベニアを付けたところでは噛まないようにします。

5.ラミナートベニアがおすすめな方

5−1.歯の変色が気になる方(テトラサイクリン歯)

テトラサイクリン歯のように歯の色がグレーや縞のように変色してしまい、ホワイトニングでは改善できない方におすすめです。テトラサイクリン歯は小さい時にのんだ抗生物質によって歯が変色してしまった状態です。ホワイトニングで改善できるものもありますが、変色が強い方はホワイトニングでは効果がなく、ラミネートベニアがおすすめです。詳しくは「歯がグレーの変色!テトラサイクリン歯を白くする治療法と費用」を参考にしてください。

5−2.以前詰めたプラスチックの変色が気になる方

歯と歯の間に虫歯ができてプラスチックを詰めると数年後に変色してしまい、黒や黄ばんだ色になってしまいます。何度もプラスチックを詰め直すと歯がだんだんと減ってきてしまいます。ラミネートベニアで治療することによって、長期間変色せずに綺麗な状態を保てます。詳しくは「一日で白く治せるコンポジットレジン/虫歯も欠けてしまった歯もその日のうちに元通り!」を参考にしてください。

5−3.歯の神経が死んでしまい黒くなってきた方

歯の神経が死んでしまうと、歯はだんだんと黒ずんできます。特に前歯が一本だけ黒ずんでしまうと恥ずかしいですよね。虫歯ではなく外傷によって歯の神経が死んでしまうと、色は黒くなっていても歯はほとんど残っています。そのような方には歯の神経治療をした後、ラミネートベニアで治療をすれば、歯の大部分を残すことができます。詳しくは「歯の神経を抜く前に知っておきたかった7つのことと最新治療法」を参考にしてください。

5−4.歯の表面に白い斑点が気になる方

歯の表面にある白い斑点を歯のホワイトスポットと言います。特に害があるわけではありませんが、見た目に気になる方もいます。歯のホワイトニングでは目立ってしまうこともあり、また、プラスチックで詰めると後で変色してしまいます。ラミネトベニアで行えばホワイトスポットをなくすことができます。

5−5.すきっ歯の方

前歯の隙間は気になる方も多く、ラミネートベニアで治療を行えば綺麗に隙間を閉じることができます。歯の形自体も変えることができるので小さい歯がある場合でもバランスのとれた歯並びにすることができます。ただし、あまり隙間が広い方には歯が大きくなりすぎてしまうので、事前に前歯だけの矯正をおすすめします。

5−6.歯がねじれている方

歯が一部だけねじれていて、歯列矯正までは考えていないという方にはラミネートベニアで治療をおすすめします。少し削る量は増えますが、ラミネートベニアで歯並びも改善することができます。

5−7.歯が割れてしまった方

歯をぶつけたり、転んで前歯を折ってしまった方にもラミネートベニアで元に近い状態に改善することができます。残っている歯がある程度多ければ、部分的にラミネートベニアを厚くすることによって、歯を削る量を少なく、セラミック治療ができます。

5−8.もともと歯が小さい方

矮小歯(わいしょうし)と言ってもともと歯が小さい方がいます。特に切歯の隣の歯の側切歯にできる方が多いです。ラミネートベニアで歯の大きさと形を整え、調和のとれた歯にすることができます。詳しくは「歯が小さい人必見!!矮小歯(わいしょうし)に起こりうる悩みの4つの改善策」を参考にしてください。

5−9.歯がもともと弱い方

歯の表面のエナメル質がもともと弱い方をエナメル質形成不全と呼びます。歯の表面が黄色くなっていたり、ホワイトスポットが大きかったり、歯の表面が削れていたりして、気になる方も多いようです。ラミレートベニアで歯を綺麗にするとともに虫歯の進行も止めることができます。詳しくは「お子さんがエナメル質形成不全と言われたら知っておきたいこと!!」を参考にしてください。

まとめ

前歯は誰でも綺麗にしたいですよね。しかし、多くの歯を削って歯の寿命を短くしては意味がありません。ラミネートベニアはそのような希望を叶える素晴らしい治療です。前歯の色や形、隙間が気になる方は一度ラミネートベニアを検討してみてはいかがでしょうか。

おかざき歯科クリニックのセラミック治療の手順

セラミック治療

おかざき歯科クリニックでは、セラミックで精密な治療を行ない、極力やり直しを少なくして、


残っている歯を保存することをオススメしています。



正しいセラミック治療を行なって、本来の白い歯を取り戻しましょう。



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