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虫歯や歯周病を徹底的に防ぐ「歯磨き力」をつける6の秘訣

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皆さん、毎日歯磨きはしていますよね?1日2回歯磨きをしているとしたら1年で730回歯磨きをしていることになります。これを自分の年齢に換算するととんでもない回数になり、時間を費やしていますね。 自分の歯磨きの方法が間違えていれば、時間が無駄になり虫歯と歯周病のリスクは上がるばかりなんです。私たちのように歯科に勤務する歯科関係者も1日2回から3回歯磨きをしています。虫歯にほとんどならず、歯周病の進行も防げています。それは虫歯や歯周病予防に効果がある正しい歯磨きの方法を知っているからなんです。 今回は、歯磨きから得られる効果や役割、正しい磨き方をお伝えします。ぜひ今日から実践してみて下さいね。

1.歯磨きはうがいでは取り除けない細菌の塊である歯垢(プラーク)を取り除くことが目的

00歯垢は生きた細菌のことで歯周病や虫歯の原因となります。歯と同じ白い色をしています。水に溶けにくく、歯の表面にくっ付いているためにうがいでは取り除けないのです。そのため歯ブラシで磨いて落とす必要があります。詳しくは「食べカスじゃない!歯垢によって起こる7つの危険」を参考にしてください。

2.歯磨きがもたらす効果

2-1.歯肉炎を治すことができる

歯肉炎とは歯と歯茎の境目についた歯垢(細菌の塊)が原因で歯肉が赤く腫れ、歯磨き時に出血が起きます。子供から大人まで発症します。この原因は歯垢と分っているので正しい歯磨きで取り除けば炎症は改善していきます。しかし、放置しておけば歯肉だけの炎症にとどまらず歯周病へと進行していきます。

2-2.歯の表面に付いた虫歯菌を取り除く

虫歯はいくつかの条件が重なるとできますが、大きな原因の1つが歯の表面に付いた歯垢の中に棲みついたミュータンス菌やラクトバチラス菌によるものです。それらが糖を栄養にして酸を出しています。この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし穴をあけて虫歯になります。そのため歯ブラシで1日2~3回取り除きます。詳しくは「虫歯菌はだ液から感染する?知っていないと怖い虫歯菌の常識」を参考にしてください。

2-3.歯周病の治療の1つが歯磨き

歯周病は細菌感染から歯を支えている周りの組織がダメージを受ける病気です。まず、歯周病の治療はお口の環境を改善していくことから始めていきます。歯磨きによってどれだけ細菌を減らせるかが、歯周病治療の鍵ともなります。唯一自宅でできる治療法が歯磨きなのです。詳しくは「30代以上の方必見!歯周病に負けない5つの知識と3つの治療法」を参考にしてください。

2-4.口臭を防ぐ

不快な臭い・ガスを出す細菌が存在する歯垢を歯磨きで取り除くことが大切です。時間が経てば経つほど歯垢は絡み合い落としにくくなります。詳しくは「意外と知らない?口臭の本当の原因と適切な対処法」を参考にしてください。

2-5.インフルエンザの予防にも効果あり

最近、インフルエンザの予防に歯磨きが効果的と様々な報告があります。中には発症率が10分の1になる例もあります。理由はお口の中にはウイルスが進入しないように粘膜をガードしているたんぱく質の膜がありますがこの膜は歯垢などから発生する酵素によって破壊されやすいため、歯磨きをしてこの膜を守ることで予防すると言われています。この時、舌磨きや就寝中に繁殖した細菌を飲み込まぬよう朝食前の歯磨きもプラスして下さい。

3.自分にあった歯ブラシを選ぶ

3-1.多くの歯科医院で推奨している歯ブラシはコンパクトタイプ

brush_blue01_main・歯ブラシのヘッドの植毛は3列
・ヘッドがコンパクトタイプ
・硬さはやわらかめ~普通
・柄の部分はまっすぐでシンプル

3-2.歯肉が腫れて歯磨きで歯肉が痛い時はまずやわらかめを選ぼう

歯肉炎や歯周病で歯肉が腫れて歯磨きをすると痛みがある場合、まずやわらかめを選び全体に磨きましょう。痛いからといって歯垢をそのままにしておけば痛みの改善はしません。

3-3.歯肉炎により出血があったり歯周病の方は毛先が細いものを選ぼう

歯肉炎により出血があったり歯周病の方は歯と歯肉の境目や歯周ポケット近くまでできるだけ歯垢を落とす必要があります。そのため毛先が境目に入っていくよう先端が細いものを選びましょう。しかし、このタイプの歯ブラシで気をつけたいのが歯の噛む面や歯の表面を磨くには力不足ということです。密な植毛なものを選ぶか基本の歯ブラシと併用することをおすすめします。詳しくは「危険信号!歯茎からの出血を止める自宅でできる4つの手順と正しい治療法」を参考にしてください。

3-4.歯磨きが苦手な方、高齢の方、効率よく磨きたい方は幅広ヘッドブラシを選ぼう

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やわらかめで幅広タイプで植毛が密であるヘッドであれば、だれでも簡単に歯垢が落とせます。力を入れてもやわらかめのため歯肉に傷はつきにくく、幅広のため短時間で効率よく磨けます。持ち手のグリップにも工夫があり、この数年で指導においても幅広ヘッドブラシが見直され平均点以上の歯磨きができるとても良い歯ブラシが出てきました。

3-5.時間がない方、歯磨きが苦手な方、着色が付きやすい方は電動歯ブラシを選ぼう

電動歯ブラシは様々な種類があります。ほとんど自分で動かす必要がないので楽に歯垢を除去でき、短時間で落とせることが魅力です。しかし、長い間同じ歯に当てたままにしたり誤った使い方をすると歯が削れたり歯肉が傷ついたりするので気をつけて使用してください。

3-6.親知らずや歯が重なっている部分もワンタフトブラシで仕上げて上級者レベルに

03ワンタフト歯ブラシはいつも使っている歯ブラシに併せて使い、生えかけの親知らずの部分や歯が重なって磨きにくい部分や歯の裏側の歯肉の境目等に適しています。ペンタイプなので使いやすく習慣になりやすいです。

4.歯垢がぐんぐん落とせる磨き方を解説

4-1.強く磨きすぎないためにもペンを持つように

ゴシゴシ磨きは毛先が必要以上に曲がってしまい、歯垢は落ちるどころか歯の表面や歯肉も傷つけてしまいます。それを防ぐのに効果的なのは歯ブラシをペンを持つようにすると力が入らず、適度な調整ができ小回りもききます。まだ力が入ると言う方は支える指を1本減らし、2本で保持してもよいです。

4-2.1カ月で新しい歯ブラシに交換を

毛先が広がってしまった歯ブラシは歯垢をとらえきれず磨き残しが増えます。新しい歯ブラシの毛の弾力を上手く利用して磨いてください。それから、お口の中は細菌だらけです。あまり長期間の使用は衛生面でもおすすめしません。

4-3.歯磨き粉は乾いた歯ブラシに1,5センチ位の量出す

DSC_0037歯磨き粉は泡立ち過ぎないために乾いた歯ブラシに1.5センチ位の量を出します。数年前まで、歯磨き粉のミント味が磨いた気にさせてしまい歯磨きが不十分になると言われ、歯磨き粉をつけずにもしくは少量で磨くよう指導されていました。しかし、歯磨き粉に含まれているフッ素の虫歯予防効果が日本の虫歯を減らしたと発表され、歯垢を落としやすく手助けしてくれる成分も入っていることから、積極的に使うことをおススメします。最後にフッ素の薬用成分をお口の中に残すために1~2回のすすぎにとどめてください。その後、30分は飲食を控えましょう。

4-4.順番を決めて磨くことが大切

歯磨きは順番を決めて磨くことにより、磨き残しを防ぎます。

4-5.歯ブラシは歯と歯肉の境目に斜め45度に当てる

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ここでは3列タイプのコンパクト歯ブラシを使用します。歯ブラシは斜め45度に当てることにより歯と歯肉の境目に毛先が入り、歯周病や虫歯のリスクの部分の歯垢が落としやすくなります。

4-6.歯1本分くらいの幅に小刻みに動かす

45度に当てることができたら歯1本分くらいの幅に小刻みに振動をかけるように磨いていきます。

4-7.カーブの部分には歯ブラシをしっかり押し当てたまま磨きながらすすむ

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歯が並んでいてカーブの部分があったり自分の歯自体が丸みがあることをイメージしながら磨いていくことがポイントです。

4-8.前歯の裏側は歯ブラシを縦につかう

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前歯の裏側は下の歯も上の歯も歯ブラシを縦に使い、かき出すように磨きます。

4-9.奥歯は歯ブラシを横から入れてもよい

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奥歯の後ろ側は親知らずがあったり、磨きにくい場所です。歯ブラシをまっすぐ入れるだけでなく横から入れたり、柄の部分を持ち上げてヘッドの先端2列目くらまでを使って磨きます。

4-10.前歯は横磨きの後に縦磨きで仕上げます

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特に犬歯の部分は隣りの歯と比べ根本が露出しているために磨き残しが出やすいです。歯ブラシを縦に使い仕上げることで根本の虫歯や歯肉の炎症を防ぐことができます。

5.歯磨きが苦手な方への「ゴシゴシしてOKな幅広ブラシ」を使った歯磨き方法

likable01歯ブラシの選び方でおすすめした植毛が密な幅広の歯ブラシを使って磨きます。この場合、やわらかいのでゴシゴシしても構いません。歯ブラシを絵の具の筆だと思い、全部の歯に色を塗るつもりで磨いてみて下さい。効率よく短時間で歯垢を除去できます。ただし、上記で説明したコンパクト歯ブラシによる歯磨き方法とは違い100点は狙えないですが常に平均点をとるための歯ブラシ・歯磨きなんです。歯磨きが面倒くさがりだったり苦手だったりする幅広歯ブラシの歯磨き方法はまた紹介しますのでしばらくお待ちください。

6.補助用具は併せて使えば効果アップ

デンタルフロス・歯間ブラシ・タフトブラシを使えば歯と歯の間や溝の部分の歯垢を落とせ、歯磨きでは落とせない部分のケアができます。詳しくは「デンタルフロスで虫歯や歯周病を防ぐ方法」を参考にしてください。

まとめ

いかがでしたか?毎日する歯磨きだからこそきちんとできなければ、歯周病と虫歯のリスクはどんどん上がります。今回、解説した歯磨きの方法を今日からぜひ試してみてください。繰り返し行なうことにより自然と歯磨き力がつくはずです。

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