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舌が痛い!舌にできた口内炎をすぐに治す5つ方法と舌癌との見分け方

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舌の裏や根元に口内炎ができると話したり、飲み込むだけで痛く辛い思いを経験した方も多いのではないでしょうか。舌の口内炎は最も動く場所にあるため軟膏も塗りにくい場所です。今回は舌にできた口内炎を自宅ですぐに治す方法と歯医者て治療してもらう方法、舌にできた口内炎がなかなか治らなかった時、舌癌との確認の仕方をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

1.舌にできた口内炎をすぐに治す5つの方法

1−1.歯ブラシやデンタルフロスで口の中を清潔にする

歯磨きやデンタルフロスを使い口の中をきれいに清掃します。口の中の細菌数を減らすことによって口内炎の治りを早くします。歯磨き粉や洗口剤は痛みが強いようであれば避けてください。清潔にすることと刺激を与えないことが重要です。

1−2.ガーゼにケナログを塗り口内炎をカバーする

舌にできた口内炎に軟膏を塗るのは大変ですよね。ガーゼにケナログ等の口内炎の軟膏を多めに付け、口内炎にガーゼごと保護するように付けてください。30分程度口の中に入れて、取り除いてください。1日3、4回食後歯磨き後に繰り返すと効果的です。

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1−3.サプリメントでビタミンB2、Cを補う

ビタミン不足により口内炎ができることがあります。本来ビタミンは食事から摂った方がいいのですが、口内炎の痛みを早く取るためにサプリメントでまずは補給してください。サプリメントはコンビニ等で多く売り出されています。

1−4.休養、睡眠をとることが重要

口内炎は体の抵抗力の低下によってできます。休養と睡眠をよくとることによって体の抵抗力を回復することが重要です。またストレスも口内炎の原因の一つです。リラックスできる時間を確保し、体調を整えてください。

1−5.痛くて食事が取れない場合は高カロリーゼリーを飲む

舌にできた口内炎で一番困るのが食事が取りにくいことです。痛みが強く、噛んだり、飲み込んだりするのさえ辛い時もあります。ただし、栄養補給は重要ですので、おかゆなどの刺激の少ない食事をとるか、高カロリーゼリーなどで体力が低下しないようにしてください。

2.歯医者で治療をしたほうがいい原因と治療法

2−1.歯が尖って口内炎になっている場合

歯が尖っていて舌がすれ、口内炎になる場合があります。奥歯が歯ぎしりなどですり減って尖っていたり、歯の治療が途中で歯が欠けて舌を傷つけ口内炎になることがあります。詳しくは「口内炎!知っておきたい7つの原因と治療法/薬の使用法」を参考にしてください。

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治療法

尖っている部分を丸める、最後まで治療を行う、歯をマウスピースで保護することなどを行います。まずは刺激を減らすことを行います。

2−2.カンジダ菌で舌がピリピリとする場合

カンジダ菌という菌が活発になると舌の横に違和感やピリピリ感が出ることがあります。カンジダ菌はもともと口の中にいる菌ですが抵抗力の低下や抗生物質を多くのんだ時などに多くなり、症状が出ます。

治療法

歯医者でカンジダ菌の検査をします。カンジダ菌が多く発見されれば、カンジダ菌用の薬が処方されます。

2−3.食いしばりで舌に歯の痕がある場合

食いしばりによって口の周りに力が入ると舌が歯に押し付けられ、歯の痕は舌に残ります。口内炎がこの刺激によってできることがあります。

治療法

自宅では自分自身で食いしばらない様に意識します。歯医者ではマウスピースを作製し、舌が歯に食い込まない様に守ります。詳しくは「歯の食いしばりによって起こる危険/11の症状と治療法」を参考にしてください。

2−4.入れ歯が合っていない場合

奥歯に入れ歯が入ると厚みのある入れ歯に舌がすれ口内炎ができることがあります。また、入れ歯が歯茎に食い込んで口内炎ができることがあります。

治療法

入れ歯が当たっているところを調整します。入れ歯の縁の部分や厚みなどをできるだけ調整します。詳しくは「部分入れ歯が必要な理由/目立たない、よく噛める部分入れ歯の種類」を参考にしてください。

2−5.金属アレルギーによる場合

金属アレルギーがあると金属が漏れ出している部分に慢性的な刺激が加わり、口内炎が治りにくいことがあります。

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治療法

金属を取り除き他の材料に変えてみます。金属アレルギーは金属に接している部分だけでなく、手や足にも湿疹や水疱等が出ることがあります。詳しくは「お口の金属は大丈夫?金属アレルギーを悪化させないための7つの対策」を参考にしてください。

2−6.唾液が少ない場合

唾液は口の中の潤滑材の役割と殺菌作用の役割があります。唾液が少なくなると乾燥した状態で歯と舌が擦れるために、舌が傷つき口内炎ができやすくなります。また、口の中は細菌が多い場所のために、唾液の殺菌作用がなくなると少しの傷で感染してしまい口内炎ができてしまいます。詳しくは「口が渇く!唾液が減る!ドライマウスの6つの原因と対策」を参考にしてください。

治療法

ガムなどの刺激や唾液腺のマッサージなどで唾液を出るようにします。唾液腺の異常がある場合には人口唾液を使い、口の中の潤滑や殺菌を行うようにします。人口唾液は歯医者で置いてあるか、注文することができます。

3.口内炎と舌癌との見分け方

3−1.3週間以上治らない

口内炎はほとんどが1、2週間程度で治ることが多いです。舌癌は自然に治ることがないため、3週間以上治らない場合は歯医者や口腔外科で確認してもらう必要があります。歯医者で舌癌の疑いが確認されれば、紹介状を書いてもらいます。

3−2.口内炎より痛みが軽い

舌の口内炎は話したり、食事をしたりするだけでかなりの激痛が出ることが多いです。舌癌の場合は痛みはありますが、口内炎よりは痛みが少ないことが多いです。

3−3.口内炎は境界がわかりやすいが舌癌はわかりにくい

舌の口内炎は口内炎と健康な組織との境目がわかりやすいことです。舌癌の場合は癌と健康な組織との境目がわかりにくいことです。また、形も口内炎は円形や楕円形であることが多いのに比べ、舌癌は形が一定でないことが多いです。

3−4.口内炎は境界が赤みを帯びているが舌癌は触ると硬い

舌の口内炎は真ん中が白く周りに赤い縁取りのように見えます。舌癌は赤い縁取りがなく、触るとコリコリと硬い感じがあります。

4.舌癌の特徴

4−1.舌癌がよくできる年齢

年齢は50歳〜60歳代の方に多く、男性が女性の2倍多いです。しかし、20~30歳代の若年者にも時々みられます。

4−2.舌癌がよくできる場所

舌癌は舌の横の縁と舌の裏側にできやすいです。舌癌は癌ができる可能性は低いが、口の中でできる癌の半数ぐらいの確率でできます。

4−3.舌癌の治療法

手術と放射線療法を行い、これに抗がん剤を併用します。リンパ節に転移がある場合には首の方のリンパ節を同時に手術します。

4−4.舌癌になる原因

舌癌の原因は不明です。飲酒、喫煙、入れ歯や歯の刺激などが考えられています。

まとめ

舌にできた口内炎は、口の中にできる口内炎の中で最も辛いものです。話したり、食べたり人が生きていく上で重要なことが痛みによって抑えられてしまいます。また、癌との違いも注意しなければいけないところでもあります。心配な方は、自分で悩まずかかりつけの歯医者に相談していてください。

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