歯のブログを書く私が勧める歯医者一覧

お口の金属は大丈夫?金属アレルギーを悪化させないための7つの対策

free

自分が金属アレルギーではないかと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。金属アレルギーとは金属と体の接触によって起こるアレルギーのことです。しかし、実は歯医者で使われている金属も金属アレルギーの原因となるのです。金属は唾液によって溶かされ体の中に溶け出しています。その金属が原因となってある日突然金属アレルギーの症状を引き起こすのです。今回は自分で出来る金属アレルギーのチェック方法と悪化させないための対策をお伝えします。是非参考にしてください。

1.自分でできる金属アレルギーチェック

  1. ピアスの穴の周りが赤くなっている
  2. ネックレスなどのアクセサリーが当たるところが赤くなっている
  3. 金属のボタンが当たるところが赤くなっている
  4. 最近、歯医者で詰め物をしてから調子が悪い
  5. お口の中にある金属の周りの歯茎が白くなっている
  6. 口内炎がなかなか治らない
  7. 手のひらや足の裏に水ぶくれが出来ている

上記の1つでも当てはまる方は金属アレルギーの可能性があります

2.歯科の金属アレルギーとは

歯科の金属アレルギーとは歯科治療で行われている金属がアレルギーの原因となり、お口の中や体に異常な反応を起こすことです。金属は水分のあるところで金属イオンという小さな物質となって溶け出しています。この金属イオンが体の免疫細胞と過剰に反応してアレルギーとなります。金属アレルギーは花粉症のようにある日突然なることもあります。

金属アレルギーの症状

お口の中に入っている金属に接触している頬や舌が赤くなったり、白くなったりして炎症が起こります。すぐに出る場合もあれば時間がたってから出る場合もあります。また、全身に出る場合もあり、特に手や足の甲に水泡状の皮膚炎が出ることがあります。症状は何となくおかしいなというくらいの軽い方からアトピー性皮膚炎のように全身に出て重症の方までいます。

金属アレルギーの改善法

金属アレルギーが完全に治ることはありません。お口の中の金属を取り除くことと、原因の金属に接触しないようにしていれば徐々に改善してきます。症状が出ないように生活することが重要です。そのような生活をしていれば、たまに金属が触れたとしても問題が起きないことが多くなります。

3.金属アレルギーを悪化させないための7つの対策

3-1.虫歯や歯周病を予防してお口の中に金属を入れないようにする

歯科治療は必ず人工物を使います。人工物は体にとって異物であり、体にとって居て欲しくない存在です。この異物がアレルギー反応を起こしてしまうのです。虫歯や歯周病を予防することにより出来るだけお口の中に金属を入れないようにすることが金属アレルギーにならない最も効果的な方法です。詳しくは「これで完璧!今日から家で始められる虫歯予防の全手法」を参考にしてください。

3-2.昔治療したアマルガムは水銀が入っているため取り除く

昔治療をしたアマルガムには水銀が入っています。水銀は溶け出しやすく歯や歯茎を黒くしたり、体の中に蓄積する金属です。そのため金属アレルギーの原因になりやすく、お口にまだ残っているようであれば取り除いた方がいい金属です。最近ではアマルガム治療をする歯医者はほとんど見られなくなりました。

3-3.錆びている金属は取り除く

保険で使われている主な金属は金銀パラジウム合金と銀合金です。これらの金属は合金のためにいろいろな金属が含まれています。そのため4~5年くらい経つと錆びてしまい金属イオンが多く出てしまいます。また、歯や歯茎に溶け出して黒くなってきます。

3-4.金属の種類を変えないようにする

お口の中の金属は常に唾液によって金属イオンになっています。お口の中の金属の種類が変わると金属イオンが電気を発生させることがあります(ガルバニー電流)。これによって金属イオンが多く排出されるようになります。ただし、保険診療の金属は合金のため、同じ銀歯のように見えても全てが同じとは限りません。電流を感じるようであれば担当医に相談をするようにしてください。

3-5.金属を使った治療はしないようにする

金属は水分があるところでは金属イオンになっています。そのため金属が体に溶け出しています。スプーンやホークのように一時的に入ってくるくらいならいいのですが、お口の中の金属は常に存在するため金属アレルギーの原因となりやすいのです。ただし、金属でも金やチタンは錆びにくく安定しているため金属アレルギーの原因になりにくい金属です。

3-6.金属のアクセサリーを身に着けないようにする

金属のアクセサリーにはニッケルのメッキがされていることが多いです。ニッケルは金属アレルギーの原因になりやすい金属で、ピアスなど直接皮膚の中を通すものは金属イオンが体の中に入りやすいです。また、夏場汗をかくときにネックレスや腕時計の金属が金属イオンとなり体に入り込みます。出来るだけ金属が体に触れないようにします。現在は金属アレルギー用のチタン製のアクセサリーもあります。

3-7.体力を低下させないようにする

疲れていたり、寝不足の時など体の抵抗力が下がると普段なら気にならない程度のアレルギー反応も強く出てしまうことがあります。出来るだけ体力が落ちないように普段から健康的な生活を心がけるようにします。

4.金属を使わない歯科治療

4-1.コンポジットレジン

保険診療でできるプラスチックの白い詰め物です。前歯の歯と歯の間や奥歯の小さい虫歯治療に使うことができます。以前は小さな虫歯でも金属を使って治療していましたが、コンポジットレジンの進化によりできるだけ金属を使わずに治療が出来るようになりました。詳しくは「一日で白く治せるコンポジットレジン/虫歯も欠けてしまった歯もその日のうちに元通り!」を参考にしてください。

4-2.硬質レジンジャケット冠

前歯や小臼歯に保険診療で出来る白いプラスチック製の被せ物です。金属を使わずに治療ができますが強度が弱く、変色しやすいため歯ぎしりが強い人や見た目が気になる方は注意が必要です。保険内では2年間やり直すことは出来ません。

4-3.レジンコア(プラスチックの土台)

歯の神経が無くなると割れないように土台で補強する必要があります。保険内でできる土台です。残っている歯が少ないと出来ない場合もあります。

4-4.ファイバーコア

レジンコアにグラスファイバーの芯を加えた土台です。強度が増し、歯が割れにくくなります。保険外診療となり15,000円程度です。

4-5.オールセラミック

images (40)金属を使わずにセラミックだけで治療する方法です。詰め物、被せもの、ブリッジなど現在はセラミック治療の開発が進みほとんどの治療がセラミックで行うことが出来るようになりました。保険外診療で30,000円~150,000円/1本程度で大きさによって異なります。詳しくは「オールセラミック/美と健康のために」を参考にしてください。

4-6.ノンクラスプデンチャー

部分入れ歯のフックに使う金属を使わない入れ歯です。見た目にもきれいで入れ歯が入ってる様には見えません。フックの部分が無いため使っていると緩くなることがあります。保険外診療で80,000円から250,000円程度です。詳しくは「部分入れ歯が必要な理由」を参考にしてください。

5.金属アレルギーが起こりにくい治療用金属

5-1.チタン

インプラントに使われる金属です。現在のところチタンによる金属アレルギーの報告はありません。体に親和性のある金属と言われています。人工関節等にも使われる金属で、金属アレルギーが起こりにくい金属です。

5-2.金

昔から使われている歯科治療用金属です。金は劣化や錆びにくい金属のため、お口の中にあってもイオン化せず安定している金属です。金箔などとして食べる方もいます。ただし、金のアレルギーがある方もいます。

6.金属アレルギーの検査、パッチテスト

金属アレルギーが発症してしまうと原因の金属を取り除く必要があります。金属を特定するには皮膚科やアレルギー科でパッチテストという検査が必要です。例えば食物アレルギーの際、どの食べ物にアレルギーがあるのか調べたり、花粉症の際、どの植物の花粉にアレルギーがあるのか調べるのと同じように、どの金属にアレルギーがあるのか調べます。他のアレルギーと同じように1種類だけでなく何種類もあったり、パッチテストでは検出されない場合もあります。

まとめ

アクセサリーや時計などは外すことは出来ますが、お口の中の金属は毎回外すことは出来ず、常に溶かされ体に吸収され続けています。このような状態であれば今金属アレルギーにならなくても、将来なってしまう可能性はあります。出来るだけ自分の歯で過ごせるように虫歯や歯周病予防をする必要があります。また、もし虫歯になってしまったらできればセラミックでの治療をお勧めします。

おかざき歯科クリニックのセラミック治療の手順

おかざき歯科クリニックでは、セラミックで精密な治療を行ない、極力やり直しを少なくして、


残っている歯を保存することをオススメしています。



正しいセラミック治療を行なって、本来の白い歯を取り戻しましょう。



詳細はこちら

歯のブログの購読はFacebookが便利です