歯のブログを書く私が勧める歯医者一覧

下がった歯茎や骨を再生させる方法

左側

歯茎が下がってくると、このままでいいのか、このまま下がり続けてしまうのか心配になりますよね。歯茎が下がってしまうと知覚過敏や虫歯にもなりやすくなってしまいます。しかし、実は、歯茎を再生させる方法があるのです。下がってしまった歯茎の位置に他の部分から歯茎を移植することができるのです。歯茎を移植することによって見た目にもきれいになり、歯磨きもしやすくなります。今回は下がってしまった歯茎を再生させる方法と歯茎の下にある骨を再生させる方法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

1.下がった歯茎や骨を再生させる方法

1-1.下がった歯茎を元に戻す方法

遊離歯肉移植術(ゆうりしにくいしょくじゅつ)は下がってしまった歯茎の場所に他の部分の歯茎を移植する方法です。歯茎が下がってしまうと歯茎がしみたり、虫歯になりやすくなります。下がってしまった歯茎は自然には元の状態に戻らないため、歯茎を元の状態まで戻して見た目にも、機能的にも回復させる方法が遊離歯肉移植術です。処置時間は1時間程度、多少の腫れと痛みが出ます。保険診療では3割負担の方で1歯10,000円程度で、自費診療の場合は5~10万円程度です。

左側

 

 

 

  1-2.下がった骨を再生させる方法

歯周組織再生誘導法(ししゅうそしきさいせいゆうどうほう・GTR法)は歯茎だけでなく、歯茎を支えている骨まで下がってしまった場合、そのままにすると骨はより吸収し、最後には歯が抜けてしまいます。下がってしまった骨の部分にメンブレンと言われる膜を置いて、その中に骨ができるようにする方法です。処置時間は1時間程度、多少の腫れと痛みが出ます。保険診療では3割負担の方で1歯15,000円程度で、自費診療の場合は10~15万円程度です。

1-3.骨や歯茎の再生を早める方法

豚の特殊なたんぱく質を利用して歯茎や骨を再生させるエムドゲイン法は、より速いスピードで組織を再生させる方法です。早く再生させることによってお口の中の細菌が処置した部分に付きにくくなり、より成功率が高くなります。自費診療のみで10~15万円程度です。

1-4.人工骨や自分の骨で下がった骨を再生させる方法

お口の他の場所から自分の骨を持って来たり、人工の骨を使って下がってしまった骨の部分に、移植して骨を再生させる方法です。人工の骨は最終的に自分の骨と置き換わっていきます。また、エムドゲインを使うとより骨が出来易くなります。保険診療では3割負担の方で1歯15,000円程度で、自費診療の場合は10~15万円程度です。

2.歯茎が下がる原因と予防法

2-1.歯磨き圧が強すぎると歯茎が下がる

歯磨きの時、強く磨きすぎると歯茎が傷つき、下がってしまいます。歯茎は軟らかい為に、硬い歯ブラシや磨き方が強いと傷ついてしまいます。歯ブラシの固さは普通の物を使い、毛先が多少しなる程度の力で磨くことで、歯茎の下がりを予防できます。詳しくは「虫歯や歯周病を徹底的に防ぐ「歯磨き力」をつける6の秘訣」を参考にしてください。

2-2.歯ぎしりの力によって歯茎が下がる

歯ぎしりは寝ている間、無意識に強い力で長時間、歯に揺さぶりをかけています。その力で歯を支えている骨が溶かされ、歯茎も下がってきます。歯ぎしりの力を分散させるために寝ているときにマウスピースを使用します。詳しくは「気づかない歯ぎしりで日本人の70%は歯を悪くしている」を参考にしてください。

2-3.歯並びが悪いと歯茎が下がる

歯は顎の骨の中に埋まって生えています。顎の骨と歯の大きさが合わず凸凹してしまうと歯が顎の骨から押し出され歯茎が下がってしまいます。八重歯など歯茎の外に押し出されてしまった歯は、年齢とともに歯茎が下がってしまいます。早めに歯列矯正をして顎の中に歯が並ぶようにします。抜歯をする矯正が必要なこともあります。詳しくは「前歯の歯並びが悪いことで起こる6つのこと/きれいに治す治療法」を参考にしてください。

2-4.無理な抜歯をしない矯正治療で歯茎が下がる

歯列矯正の時、できれば抜歯をしないで歯並びを改善したいと誰もが思うことだと思います。しかし、無理に抜歯をせずに歯を並べると歯茎の中で顎の骨から歯が飛び出してしまい、年齢とともに歯茎が下がってきてしまいます。周りの骨がないために歯周病にかかると進行が速くなってしまいます。顎と歯のバランスのあった矯正治療が必要です。また、年齢も30歳過ぎてからの矯正治療はあまり大きく動かさないようにします。

2-5.前歯の凸凹があると歯茎が下がる

前歯の噛み合わせが部分的に受け口になると、下の前歯が強く当たってしまい歯茎が下がってきます。特に7,8歳くらいの時に前歯の噛み合わせが一部分受け口になると、上の歯に比べて細い下の歯の歯茎が下がってしまいます。一時的に歯並びを改善します。成長に伴ってまた受け口が出てしまう可能性もありますが、成長が止まってからもう一度矯正を行います。

2-6.爪噛みなどの癖があると歯茎が下がる

小学校の低学年くらいにみられる癖で爪を噛んだり、爪で歯茎を引っかいたりする癖があります。この癖によって歯茎が傷つけられて、下がってしまうことがあります。この癖にプラスして歯肉炎があるとより歯茎の下がりが強くなってしまいます。癖をやめる必要があります。ストレスなどが原因のことが多いため、お子さんの話をよく聞いてあげてください。また、この年齢の歯肉炎は丁寧な歯磨きとデンタルフロスの使用で2,3週間くらいで改善しますので、仕上げ磨きをしてあげてください。

2-7.歯周病によって周りの骨とともに歯茎が下がる

歯周病は歯を支えている骨や歯茎が下がってきてしまう病気です。骨が溶け続ければ歯が揺れ、最後には歯が抜けてしまいます。初期のころは症状が出にくいため、歯周病になっていることに気づきにくいのです。気づいたら骨が無くなっていることはよくあることです。歯周病はなってから処置をするととても大変です。定期的なクリーニングを行い自分の歯を出来るだけ長く使うようにします。詳しくは「絶対歯周病にならない13の法則/原因と対処法」を参考にしてください。

 まとめ

下がってしまった歯茎がきれいに再生されるとうれしいものです。すべての人に適応できない場合もありますが、気になる方は一度かかりつけの歯科医に相談してみてはいかがでしょうか。

おかざき歯科クリニックの歯周病治療の手順

歯周病は、自覚症状がないままに悪化してしまいます。


気づいた頃には、重症になってしまっているということもあります。


おかざき歯科クリニックでは、最新で安全な治療方法を行なうことはもちろんのこと、自分の歯で一生涯過ごしてもらえるように、日々のケア方法やクリーニング方法をお伝えして行きます。



詳細はこちら

歯のブログの購読はFacebookが便利です