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知覚過敏の症状チェックと虫歯との違い

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日本人の3人に1人が冷たいものに歯がしみる症状あり! と言われています。冷たいものに歯がしみた時に、これが知覚過敏(象牙質知覚過敏)かな?と思ってもこの症状はもしかしたら虫歯かもしれないと思う人も多いはず。

ここではよく似た虫歯の症状と比較しながら自身の知覚過敏の症状をチェックしていきます。まず症状をセルフチェックして自身が知覚過敏の可能性が高いのか、今すぐに歯科医院受診が必要な状態なのか是非参考にしてみてください。

1.まず知覚過敏セルフチェック表で症状をチェック!!

 1-1.1つでも当てはまれば知覚過敏の疑いありなんです

  1. 冷たい飲み物食べ物・熱い飲み物食べ物に歯がしみる
  2. 歯磨きのとき歯ブラシの毛先が当たるとしみる
  3. 甘いもの酸っぱいものに歯がしみる
  4. 歯肉が下がって歯の根元が露出している
  5. しみる痛みは飲んだり食べたりした後、10秒以内で治まる
  6. 歯ぎしりがある
  7. 冷たい風に当たったときに歯がしみる

以上が簡単にできる知覚過敏のセルフチェックの項目です。当てはまる項目はありましたか?1つでも当てはまれば知覚過敏を疑ってみてください。

 1-2.虫歯と知覚過敏の症状を比較してチェック

私は知覚過敏?それとも虫歯なの?症状が似ている虫歯と比較してチェックしてみましょう。

図1

※どちらのチェックが多かったですか?これらが該当すれば知覚過敏の疑いが分かります。そして、歯科医院で専門家による検査と診断をしてもらいましょう。なぜなら、虫歯と知覚過敏では非常に症状が似ているためです。そして、虫歯と知覚過敏は治療法が違います。次にレベルに合わせた治療法もお教えします。

2.知覚過敏のレベルに合わせた治療法

2-1.自宅での治療法は歯磨き粉 ★軽度

10010004901080719416_1自宅で試したいのが知覚過敏用歯磨き粉。 知覚過敏かな?と思ったら、1日も早く歯科医に行って診察を受けることが大切ですが、忙しい人にとってはなかなか歯医者さんに行くこともできないかもしれません。そんなときに自宅で試したいのが『知覚過敏用歯磨き粉』です。最近はテレビCMなどでも流れているので知っている方も多いと思いますが、いわゆる「シュミテクト」などの知覚過敏用の歯磨き粉は、硝酸カリウム(カリウムイオン)という薬用成分が露出した象牙質をカバーし、象牙細管へ刺激が伝わらないようにし、使用を続ければ「歯がしみる」症状が緩和される事が期待できるのです(使用をやめれば再び歯がしみる可能性はあります)。知覚過敏の症状が軽ければこのような歯磨き粉を使用するだけで症状が改善、解消することも珍しくありませんが、1~2週間ほど知覚過敏用歯磨き粉を使用しても効果がなかった場合は知覚過敏ではなく虫歯の可能性もありますし、知覚過敏+歯周病の可能性も十分考えられますので歯科医へ。

2-2.歯科医が行なうコーティング材と薬剤塗布 ★★★やや重度

しみる症状が日常に支障がでる程度あり、歯科医で知覚過敏と診断された場合、まず選択されることが多い治療法が『薬の塗布』です。この場合に使用される薬の代表的なものが、「フッ化物が配合された薬」ですが、「レジン(樹脂)・歯科用セメント」など、薬ではなく物理的に象牙質をカバーするコーティング材を使用することもあります。ちなみに薬の塗布の場合、1回だけでなく数回、塗布しなければ効果を得られないこともあり、「レジン(樹脂)・歯科用セメント」などのコーティング材を使用する場合は日常の歯磨き(ブラッシング)によって必ずコーティング材が擦り減っていってしまうので、人によっては数ヶ月で効果は落ちてきます。

  2-3.知覚過敏の原因の1つである歯ぎしりを保護するにはマウスピースを作製   ★★中度

shutterstock_93841177知覚過敏の最も大きな原因の1つが「歯ぎしり」ですので、歯ぎしりが原因で知覚過敏になっていると思われる場合は当然、歯ぎしりを治さない限り知覚過敏も治りません。しかし歯ぎしりの原因は「不安・疲れ・ストレス」などさまざまなことが考えられ、それらを解消すること自体、現代社会で生きる人たちにとっては容易ではありません。そこで歯ぎしりを直接、治すことはできなくても、『マウスピース』という歯をカバーする器具を使用し、歯ぎしりによるエナメル質、歯周組織の破壊を防ぐ治療が行われます。保険適用です。詳しくは「歯ぎしりによって起こる怖い出来事/マウスピースがあなたの歯を守ってくれる」を参考にしてください。

2-4.かかりつけ歯科医で歯周病の治療をすること ★★中等度

歯周病などの歯周疾患が原因で知覚過敏が起こっている場合は当然、その歯周疾患を治さなければ知覚過敏も治りませんので、知覚過敏の治療と併せて歯周疾患の治療が行われます。特に歯周病になると歯茎が下がり、象牙質が露出しやすくなるため「歯がしみる」知覚過敏の症状が出やすくなりますので、「歯垢(プラーク)・歯石」を徹底的に除去し、歯周病を根気強く治療するだけでなく、知覚過敏も根気強く治療していかなければなりません。ただ歯石を除去することによって、いままで歯石に覆われていた象牙質が露出し、知覚過敏の症状が一時的にひどくなる可能性も十分ありますが、歯石が付着したままでは歯周病を治す事は不可能なので、歯周病治療と併せて「薬の塗布・コーティング材・マウスピース」など、知覚過敏の治療を併せて行うようになります。詳しくは「30代以上の方必見!歯周病に負けない5つの知識と3つの治療法」を参考にしてください。

2-5.重度の知覚過敏で神経を抜く★★★★重度

知覚過敏の場合、上記のような治療が行われますが、それでも知覚過敏が治らなければ最悪、「神経を抜く」ことを選択するしかない場合もあります。さまざまな治療を行っても改善の見込みがない場合など、歯の神経を抜くことによって、歯のしみ、痛みを感じないようにするのです。ただ歯の神経を抜くと当然、歯のしみ、痛みは感じないようになりますが、神経がなくなると、歯の変色(黒ずんでくる)・歯が破折しやすくなるなど、さまざまなマイナス面がありますので、歯の神経を抜くのは本当に治療の施しようがない状態と判断された場合のみで、歯科医でも神経を抜くのは最終手段の治療として行われます。詳しくは「歯の神経を抜く前に知っておきたかった7つのことと最新治療法」を参考にしてください。

まとめ

読んでいただき、知覚過敏の特徴的な症状が参考になりましたか?チェックの数が1つでもあれば知覚過敏の疑いがあります。虫歯でないからと言ってそのままにしておけば、症状が強くなる可能性があり、生活に支障がでてきます。早めにかかりつけの歯科医を受診し、適切な治療や予防を行ないましょう。

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