骨がなくてもインプラントはできる!骨移植や骨造成の方法と費用

あなたはインプラント治療をしたいと思っているが、かかりつけの歯医者ではインプラントを入れる部分に骨がないので出来ないと言われ悩まれているのではないでしょうか。
インプラントは顎に固定されているため、入れ歯のように取り外しの煩わしさもなく、なくしたり、飲み込んだりする心配もありません。安心して旅行にも出かけることができます。
しかし、歯を失ってから時間が経つと歯があった部分の骨がやせてしまい、そのままではインプラント治療ができないことがあります。そのような場合は顎の骨を作る骨移植や骨造成(こつぞうせい)をすることによって、インプラント治療が行える骨の幅や高さを確保し、インプラント治療を行えるようになるのです。

今回はインプラント治療をあきらめないための骨の再生方法についてお伝えします。

1.インプラントの骨移植・骨造成(こつぞうせい)とは

インプラント治療は顎の骨の中に、人工の歯根であるインプラントを入れる治療ですが、顎の骨がやせてしまい、インプラントを入れるための骨の高さや厚みがない場合に骨を作る処置を骨移植や骨造成と言います。
骨移植は自分の骨や人工の骨を骨がやせている部分に移植することを言い、骨造成は骨を作る行為そのものを表します。同じような意味合いで使われることが多いようです。

1−1.骨移植・骨造成を行ってからインプラント入れる場合

骨が大きく痩せてしまった場合はインプラント治療を行う前に骨移植・骨造成を先に行います。骨の厚みや高さができてから、インプラントを骨に埋め込みます。骨がある程度固まるまでには4ヶ月から半年位かかります。

1−2.骨移植・骨造成をインプラントと一緒に行う場合

骨の一部がやせてしまっている場合にはインプラント治療と同時に骨移植や骨造成を行います。抜歯をしてそのままインプラントを入れる場合などは、インプラントと抜歯した骨の間に隙間があります。その隙間に骨を移植したりします。

2.骨がやせてしまう理由

2−1.抜歯してから時間が経っている

抜歯をしてから時間が経つと歯があった部分の骨がくぼんでしまいます。特に前歯の場合は歯によって骨の厚みを支えているため、抜歯して時間の経過とともに骨が薄くなってしまいます。

2−2.顎の骨が機能していないため

骨は力が掛かるとその力に応えようとして厚くなり、力がかからないと細くなっていきます。例えばスポーツ選手の骨は太い筋肉によって、より大きな力が掛かるため太くなります。入院して車椅子になると筋肉が痩せ骨も細くなります。同じように歯の周りの骨も噛むという強い力が加われば厚くなり、歯が無くなり力がかからないと痩せていってしまうのです。

2−3.抜歯する前の状態が悪かったため

歯は健康な状態で抜くことはありません。虫歯や歯周病で歯や歯の周りの骨の状態が悪いから抜歯するのです。そのため歯の周りの骨が溶かされ、抜歯をしても周りの骨が回復しないために、抜歯後、歯の周りの骨が痩せてしまうのです。

2−4.もともと顎の骨が薄いため

狩猟民族であった白人や黒人よりも農耕民族の黄色人は、もともと顎の骨の密度が低い傾向にあります。そのため歯を失うと急速に顎の骨が痩せてしまうことがあります。

3.上の奥歯の骨が薄くなってしまった方

3−1.ソケットリフト

上の奥歯の骨は鼻の空洞の副鼻腔の近くにあります。上の奥歯が失われると、副鼻腔の内圧によって副鼻腔が広がり、顎の骨が薄くなってしまいます。3mm程度の厚みが残っていれば、インプラントを入れるために開けた骨の穴から人工の骨を入れて骨の高さを作るソケットリフトという方法でインプラントを入れると同時に骨を作る処置を行います。

費用は5万円〜15万円程度です。別途、インプラント費用がかかります。

3−2.サイナスリフト

上の奥歯の骨が薄くなり副鼻腔との距離が2mm以下の場合、インプラントを同時に入れると安定しないため、先に骨を作る処置をしてからインプラント治療を行います。骨の横から穴を開け、人工の骨を入れて10mm程度の骨の高さを作ります。これをサイナスリフトと言います。6ヶ月程度経って、人工の骨が固まってから、通常のインプラント治療を行います。

費用は15万円〜30万円程度です。別途、インプラント費用がかかります。

4.骨の横の厚みが薄くなってしまった方

4−1.GBR(ジービーアール)

骨の横幅が薄くなってしまうとインプラントを骨に入れても、インプラントの根の部分が出てしまいます。薄くなってしまった骨を厚くする処置のGBRをします。GBRは薄くなってしまった骨の部分に人工の骨や自分の骨を追加し、骨に厚みを持たせる治療です。骨の薄さによってインプラントと同時に行う場合と、GBRを行って骨が出来上がってからインプラントを行う場合があります。

費用は10万円〜20万円程度です。

4−2.スプリッドクレスト

スプリッドクレストは骨の厚みを少しずつ広げながらインプラントを入れていく方法です。骨の柔軟性を利用しながらインプラントを入れる穴を広げ、ある程度広がったところにインプラントを入れます。その際隙間には人工の骨を入れます。

費用は5万円〜15万円程度です。

5.その他骨がない場合の治療法

5−1.短いインプラントを繋げる

骨の高さがない場合は通常より短いインプラントを使います。インプラントは歯の根と同じくらいの長さのものを骨に入れることが多いのですが、骨の高さが足りない場合には短いインプラントを入れ、上につける被せ物をつないで強度を保ちます。

費用は多くの場合、インプラントの本数分の費用です。

5−2.インプラントを斜めに入れる

骨移植や骨造成が行えない場合、斜めにインプラントを入れる方法を使うことがあります。本来インプラントは周りの歯に合わせた方向に入れますが、まっすぐに入れると骨が足りない場合、わざと骨のある部分に斜めに入れることがあります。もともとある骨を使うので安定したインプラントになります。

費用は多くの場合、インプラントの本数分の費用です。

5−3.ザイゴマインプラント

上顎の奥歯の骨がほとんどない場合、頬の骨に長いインプラントを入れて安定させるザイゴマインプラントという方法を使うことがあります。ザイゴマインプラントは単独で使うことは少なく、前歯のインプラントとザイゴマインプラントをつないで使うオールオンフォーという4本のインプラントでブリッジを支える方法で使います。

費用は通常のオールオンフォーの費用、150万円〜300万円程度に50万円〜100万円の追加の費用がかかります。

まとめ

歯を失う場合、多くは歯を支えている骨も失っています。そのため、インプラント治療では骨移植・骨造成はほとんどの治療で行われます。インプラントの専門的な知識を持っている歯医者であれば行うことのできる治療です。インプラント治療は入れ歯などに比べ格段に噛むことができる治療法です。ぜひ、諦めずにインプラント治療を行ってみてください。

おかざき歯科クリニックのインプラントの特徴

インプラント

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