歯のブログを書く私が勧める歯医者一覧

マウスウォッシュで効果的に口臭を防ぐ5つのポイント

shutterstock_152919233

 厚生労働省の調査によると日本人の15%が口臭に悩んでいるという結果が出ています。また、TVでは多くのマウスウォッシュのCMが流され、実際多くの人が使っています。しかし、実はマウスウォッシュの使い方を間違えるとほとんど効果が出なかったり、口臭が強くなってしまう場合もあるのです。今回はマウスウォッシュで効果的に口臭を防ぐ方法をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

1.マウスウォッシュで効果的に口臭を防ぐ5つのポイント

1−1.プラークを取っておく

口臭の主な原因の一つはプラークです。プラークはネバネバの膜に覆われているため、マウスウォッシュでは洗い流すことができません。歯ブラシやデンタルフロスでこすり落とす必要があります。先にプラークを落としてからマウスウォッシュを使うと効果的に口臭を防ぐことができます。詳しくは「虫歯や歯周病を徹底的に防ぐ「歯磨き力」をつける6の秘訣」を参考にしてください。

1−2.舌ブラシで舌苔(ぜったい)を取っておく

舌の表面にできる白い苔のようなものを舌苔といいます。この舌苔は食べかすや細菌の死骸などが舌の溝に入り込んだものです。口臭の原因となる為、舌ブラシで舌苔を軽く擦ってからマウスウォッシュを使うと効果的に口臭を防ぐことができます。ただし、舌ブラシで擦りすぎると舌に傷がついて血液が詰まり逆に口臭が出やすくなりますので注意が必要です。詳しくは「口臭の元!舌が白い舌苔(ぜったい)ができる9つの原因と取り方」を参考にしてください。

SHOFU DENTAL DIGITAL CAMERA

SHOFU DENTAL DIGITAL CAMERA

SHOFU DENTAL DIGITAL CAMERA

1−3.口臭は朝が一番臭う

口臭は唾液が少なくなる夜から朝にかけて最も強くなります。唾液は口の中の細菌を洗い流す力がありますが、寝ている時には唾液の量が減り、細菌が増える時間です。そのためマウスウォッシュを朝に使うのが最も効果的な時間帯です。

1−4.効果時間は5分から10分程度

マウスウォッシュの効果時間は5分から10分程度です。口の中には唾液がありマウスウォッシュの成分自体は洗い流されてしまいます。しかし、細菌が増えるのを抑えることができれば、口臭が出る時間を長くできます。マウスウォッシュの一時的な口臭を抑える作用ではなく、細菌の増殖を抑える方が効果時間が長くなります。

1−5.出血がある歯茎には逆効果な場合もある

歯茎から出血がある方はマウスウォッシュによって口臭が強くなってしまうこともあります。歯磨きやデンタルフロスで出血がある方は歯茎が歯肉炎になっています。出血している部分にアルコール成分の多い、マウスウォッシュを使うと、傷に塩を塗るようなものです。歯茎から出血がある方は出血が止まってから使うことをお勧めします。詳しくは「危険信号!歯茎からの出血を止める自宅でできる4つの手順と正しい治療法」を参考にしてください。

shutterstock_129331370

2.おすすめマウスウォッシュ

2−1.口臭が気になる方にメデス

メデスは次亜塩素酸水でPH6.8のマウスウォッシュです。細菌を殺菌する作用が強いために、長時間口臭を抑えることのできるマウスウォッシュです。細菌が増殖しやすい食後や就寝前、起床時にうがいをすると効果的です。キャップ3杯程度を口に含み、ブクブクうがい20秒、ガラガラうがい10秒します。歯磨き後は歯磨き粉が残らないようにしてから使ってください。一部の歯医者のみの販売になり2,500円です。

DSC_0701

2−2.殺菌効果が高いコンクール

歯周病の粘着きや口臭が気になる方に効果的な洗口剤です。殺菌作用のあるクロルヘキシジンと緑茶抽出液が含まれているためスッキリとした感じがします。アルコール成分が入っていないために刺激はなく、使いやすい洗口剤です。通販等で購入可能で1,000円です。

P1000643

2−3.殺菌作用が強いシステマSP-1メディカルガーグル

歯周病で歯茎が腫れて、歯磨きのときに出血が起こりやすい人に効果的な洗口剤です。歯磨き後、水100ml程に、メディカルガーグルを6〜10滴入れ、口をゆすいでください。1日数回、寝る前に行うと効果的です。通販等で購入可能で1,400円です。

P1000641

3.時間別マウスウォッシュで口臭を防ぐ方法

3−1.15分で一時的に口臭を防ぐ方法

  • デンタルフロスで歯と歯の間を磨く5分
  • 歯磨き粉を付け歯を磨く10分
  • マウスウォッシュで口をゆすぐ

3−2.2週間でしっかりと口臭を防ぐ方法

  • 1日2回特に夜寝る前にデンタルフロスと歯ブラシで歯を磨く15分
  • 2週間しっかりプラークを取れば出血が止まる
  • 寝る前と朝マウスウォッシュで口をゆすぐ 

3−3.長期的に口臭を防ぐ方法

  • 1日2回特に夜寝る前にデンタルフロスと歯ブラシで歯を磨く15分
  • 歯医者で3ヶ月に1度程度、定期的にクリーニングを行う
  • 寝る前と朝マウスウォッシュで口をゆすぐ 

4.マウスウォッシュでは取りきれない口臭の原因と対応策

4−1.プラークの口臭

マウスウォッシュではヌルヌルしたプラークに覆われている細菌からの口臭は防ぐことができません。プラークを染め出す液を使い、どこにプラークが残っているか確認しながら歯を磨いてください。プラークが自分でしっかり落とせるようになると、口臭だけでなく口の中のさっぱり感が増します。詳しくは「意外と知らない?口臭の本当の原因と適切な対処法」を参考にしてください。

4−2.歯茎からの血生臭い口臭

歯茎からの出血は血生臭い口臭の原因となります。歯磨きやデンタルフロスを丁寧に2週間行うと70%の出血は減ってきます。残りは歯医者で歯石除去やクリーニングを行い、歯磨きでは取れない汚れを落とすことによって歯茎が引き締まり、歯茎からの出血は治まって口臭が減ります。

4−3.歯周ポケットからの膿が原因の口臭

歯周ポケットは歯周病によって歯と歯茎の間にできた袋状の隙間です。4mm以上の歯周ポケットになると歯磨きでは歯周ポケット内のプラークが取れないために、歯茎の腫れや膿が出る原因となり、口臭が出ます。歯周病の治療を行い、歯周ポケットを浅くする処置が必要になります。詳しくは「あなたの周りは気づいてる!歯周病の口臭を早く改善する方法」を参考にしてください。

4−4.虫歯からの口臭

虫歯によって歯に穴が開いたり、神経に感染し、歯の根の先に膿が溜まると口臭の原因となります。特に歯の根の先に溜まった膿は、歯の穴や歯茎から腐ったような口臭を出します。虫歯の治療や歯の根の治療を行い、虫歯菌の住かをなくす必要があります。詳しくは「虫歯によって口臭が起こる5つの原因と治療法」を参考にしてください。

25

4−5.親知らずからの口臭

親知らずは多くの場合、横や斜めに向いていてプラークが溜まりやすくなっています。そのため腫れや膿が出るのを繰り返し、口臭が強くなります。親知らずを抜歯し、膿が溜まる場所をなくすことによって、口臭を防ぐことができます。詳しくは「親知らずが口臭の原因となる5つのメカニズムと3つの対策法」を参考にしてください。

 4−6.唾液が少なくなることによる口臭

唾液は粘膜を保護し、汚れを洗い流し、細菌が増えるのを防ぐ役割があります。唾液が少なくなると汚れがつきやすくなり、細菌が増え、口臭が強くなります。唾液を増やすために、ガムを噛んだり、唾液が出る部分の唾液腺をマッサージしたりして唾液の量を増やすと口臭が少なくなります。詳しくは「虫歯が増える!唾液が少ないことによって起こる9つの危険」を参考にしてください。

まとめ

口臭は多少なりとも誰もが持っているものです。その口臭をより簡単に減らすものがマウスウォッシュです。しかし、いくらマウスウォッシュで一瞬口臭を抑えても、口の中に汚れや歯石が多く付いていては見た目にも不潔に思われてしまいます。歯医者でのクリーニングとマウスウォッシュを使えば効果も見た目にも満足いくものになるのではないでしょうか。

歯のブログの購読はFacebookが便利です