ダイエットや小顏に対して興味を持っている方も多いのではないでしょうか。実はよく噛むことでダイエット効果が得られるのです。よく噛むことは美容だけでなく健康や虫歯予防にも効果を発揮します。よく噛むことは少し意識を変えるだけで誰でも簡単にできる方法なのです。今回はよく噛むことで得られる8つの効果をお伝えします。ぜひ参考にしてください。
1.よく噛むことで得られる8つの効果
1−1.ダイエット効果
ダイエットに最も効果的な方法はよく噛んで食べることです。よく噛むことによって満腹中枢が刺激され、適量でお腹いっぱいになった感じがするのです。早食いの方は満腹中枢が刺激される前に食べ過ぎてしまうので肥満体質になりやすいのです。
1−2.小顔効果
よく噛むことで口の周りの筋肉が引き締められ、小顔効果が出ます。口の周りの筋肉は咬筋(こうきん)や口輪筋(こうりんきん)、表情筋(ひょうじょうきん)などがあり、よく使うことによって引き締められます。実は歯が無くなって噛むことができなくなると筋肉がたるみ、むくんだようになり、シワも増えてしまうのです。
1−3.脳の活性化
よく噛むことは記憶力の向上と認知症の防止に効果的です。よく噛むことによって脳神経が刺激され、脳に流れる血液の量も増え、脳が活性化するのです。歯がありよく噛める方と入れ歯で硬いものが噛めない方とでは認知症になる確率が格段に違うのです。
1−4.虫歯予防
よく噛むことで唾液が多くなり、虫歯を再石灰化させる効果が高くなります。歯は食事のたびに歯が溶ける脱灰(だっかい)と溶けた歯を元に戻す再石灰化(さいせっかいか)を繰り返しています。再石灰化は唾液の成分で起こるために、よく噛んで唾液を多く出すことにより虫歯予防ができます。
1−5.歯並びが良くなる
よく噛むことで顎の筋肉が鍛えられ、歯が並ぶための顎の骨を発達させ、歯並びを良くします。よく噛むことで舌や顎の筋肉が発達し、それに伴い顎の骨も広がっていきます。噛む力が弱い方は顎の筋肉や骨が小さくなり歯並びが悪くなってしまいます。詳しくは「うちの子大丈夫!子供の歯並びが悪くなる7つの癖と8つの異常」を参考にしてください。
1−6.口の器官が発達する
よく噛むことで口の器官の味覚や触覚などが発達します。よく噛むことで口や舌の粘膜が刺激され、粘膜の中にある味覚や触覚の細胞が刺激されます。また、よく噛むことで食べ物本来の味を認識することができ味覚はよく発達します。
1−7.ガン予防
よく噛むことで唾液に含まれるペルオキシダーセという酵素が多く分泌され、食品の発ガン性を抑えます。我々が食べるものには発ガン性物質が含まれいるものがあります。例えば焦げてしまったものなどです。普段気にする程のものではないのですが、蓄積されればガンになる可能性があります。唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素が、発ガン性物質を体の外に出してくれるためガン予防につながります。
1−8.胃腸の働きを助ける
よく噛むことによって食べたものがお口の中で消化され、胃腸の負担を軽くします。よく噛むことで唾液からアミラーゼという酵素が出され、ご飯などのでんぷんを糖に変えます。これにより胃腸は消化しやすくなります。特に胃腸が弱い方はよく噛むことを心がけるようにしてみてください。
2.1口30回を目指す方法
2−1.食事の美味しさを意識してみる
ご飯一つ、野菜一つでも味があり、噛めば噛むほど食べ物本来の味が滲み出てきます。すぐに飲み込まず味わいながら食べると知らぬ間に噛む回数が増えてきます。
2−2.時間を決めてみる
早食いで食べる時間が短い人は時間を決めてみるのも一つの手です。普段は10分程度で終わってしまう食事も30分で食べるように目標を決めるとその分噛む回数が増えてきます。
2−3.食事の一つに噛みごたえのあるものを入れてみる
軟らかいはすぐに飲み込めてしまう為に噛む回数が自然と少なくなってしまいます。おかずの一つに噛みごたえのある物を入れることによって噛む回数が増えます。
3.ガムの代用効果
食事の時に一口30回もかけていたら昼休みが終わってしまうと多くの人が思いますよね。食後のキシリトールガムで代用してみてはいかがでしょうか。全ての効果を得られることはできませんが、美容効果や虫歯予防、脳の活性化には効果的です。
参考文献
第9号 噛ミング30と食育 – 8020推進財団
よく噛んでアンチエイジング
おすすめクリニック
おかざき歯科クリニックの基本情報
ホームページ http://www.okazaki-dental.com
電話番号 045-828-6480
住所 神奈川県横浜市戸塚区品濃町1835ー29コーポレート東戸塚
診療時間 月・火・水・金 9:30~13:00 14:30~19:00
土 9:00~13:00 14:00~18:00
木・日・祝日:休診日
院長経歴
岡崎 弘典
日本口腔インプラント学会
日本矯正歯科学会
マロ・クリニック研修オールオンフォーインプラント、ポルトガル・リスボン2010年
イナーキ・ガンボレラ研修審美インプラント、スペイン・サンセバスチャン2012年
ヨーロッパ・オッセオインテグレーション協会 イタリア・ローマ 2014年
ITIワールドシンポジウム スイス・バーゼル2017年
障がい者歯科一次医療機関
神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療相談医
がん歯科医療連携登録医
伊豆稲取 村松歯科医院矯正科 主任
まとめ
噛むことは人間の体にとってとても大切なことです。自然界の動物は噛めなくなると死に直結します。人間も噛めなくなると生活の質が低下してしまいます。歯の健康を保つことは人間が人らしい生活を送る上で重要なことなのです。