すきっ歯の治療の費用・期間・方法を徹底解説/見せたい前歯に変わる!

【執筆】小川 朗子

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 院長

笑った時に目立ってしまうすきっ歯(前歯の隙間)を気になっている方も多いのではないでしょうか。すきっ歯は見た目だけでなく発音や食事にも影響が出てしまうのです。

しかし、すきっ歯の治療には隙間の広さによっておすすめの治療が違います。隙間が狭い場合と広い場合ではできる治用法が変わってくるのです。

今回はすきっ歯治療の名医である恵比寿のアンチエイジングデンタルクリニックの小川先生にすきっ歯の隙間の大きさ別のおすすめ治療法と費用や期間について詳しく伺いました。ぜひ、参考にして下さい。

1.すきっ歯の隙間の大きさ別おすすめ治療法

すきっ歯の治療は大きく分けて4種類あります。すきっ歯の隙間の量や歯の傾き、ねじれによっておすすめの治療法はかわってきます。隙間が広くても絶対できないという治療法はありませんが、治療後に歯の大きさや傾きに違和感が出る場合があります。

2.透明なマウスピースですきっ歯を治すマウスピース矯正

すきっ歯の治療に最も適しているのがマウスピースによる部分矯正です。
歯を削らずに治療ができることが最大のメリットです。マウスピース矯正は、隙間を埋める動きが得意なのもあり、無駄なく比較的短期間で治療ができます。すきっ歯に加えて前歯が出っ張っている場合には、歯を内側に入れて引っ込めながら治療を行っていきます。すきっ歯の度合いや奥歯の状態によっては上下全体の矯正が適切な場合もあります。

2−1.ちょっとのすきっ歯に最適なアソアライナー

上下どちらかの正中離開や前歯全体のすき間が3ミリ以下なら費用の安いアソアライナーによるマウスピース矯正がおすすめです。すき間の量によって期間と料金が異なりますが、6ヶ月から1年くらいで25万~35万くらいが目安になります。

治療前 前歯のすきっ歯が気になる アソアライナーで治療を行う

治療後 前歯のすきっ歯がキレイに治っている

2−2.上下の前歯のすきっ歯や出っ歯も気になる方にはインビザライン

上下の前歯のすきっ歯に加えて、前歯の出っ張り感や前突感がある方には、3次元で歯を動かせるインビザラインがおすすめです。すきっ歯治療では、7ヶ月~14ヶ月以内で終わるインビザラインライトのプランで行える場合が多く、通常のインビザライン治療よりも費用を抑えることができます。上下の前歯の前突も同時に治せ、費用は40万~50万くらいです。

治療前 前歯の横がすきっ歯になっている

治療後 インビザラインの治療で隙間がキレイに閉じている

3.捻じれている歯も治せるワイヤー矯正

捻じれのある前歯は、ワイヤー矯正で比較的短期間で治すことができます。前歯に限った捻じれや歯のすき間や軽度のデコボコを歯を抜いたり全体の大掛かりな矯正をせずに治すことができます。期間は12ヶ月以内で終わることが多く、費用も25万~30万と全体矯正の1/2、1/3で済みます。表側のワイヤーで行うため矯正装置が見えますが、費用と期間をできるだけ抑えたい方にはおすすめです。

治療前 前歯の傾きによってすきっ歯の様に見える ワイヤー矯正で治療を行う

治療後 ねじれと傾きが治ったことによってすきっ歯の様に見えていた隙間がキレイに治っている

4.早く終わる、色も形も綺麗になるセラミック治療

できるだけ早く治療を終わりたい方や、歯に装置をつけたりはめたりするのはできないという方にはおすすめの治療法です。セラミッククラウンをかぶせたり、歯の表面にセラミックを貼って治す治療法です。また、すき間を埋めるだけでなく色や形も治すことができます。長さを変えたい、歯を白くしたいなどのご希望を叶えることができます。しかし、歯を削る必要があり、すき間の量の大きさや出っ歯も治す場合など、形を大きく変える場合には歯の神経を取ることもあります。

セラミック治療の費用:25万~80万(本数により費用が異なります)
期間:1ヶ月~3ヶ月

4−1.通院回数が少ない、歯の神経を取らないラミネートベニア法

すきっ歯治療に向いている治療法ですが、隙間の量が広くなると強度が落ちて形の付与がしにくくなるので、比較的隙間の量の少ない場合に適応します。自分の歯を極力残して表面だけをセラミックで覆うので、歯の裏側は今までの自分の歯のままですので違和感はありません。しかし、下の前歯との噛み合わせの状態によっては、割れてしまうこともあるので、できるケースは限られます。麻酔をし、歯の表面を0.5ミリほど削って、その上にセラミックのシェル(付け爪みたいな形)を貼って隙間を埋め、治します。

比較的、すきっ歯治療でのセラミック法として第一選択になるのがラミネートベニア法です。ナチュラルで天然歯のような自然な仕上がりになり、かつ歯を削る量も少なく、リスクが最小限に抑えられるのが利点です。

費用:1本につき10万~15万
期間:通院2回~3回

メリット

  • 歯を削る量が少なくて済む
  • 歯の神経を残せる
  • 通常、2回の通院で治療が終了する

デメリット

  • セラミックを接着しているだけだけなので、衝撃が加わったり歯ぎしりのある方は、取れたり割れてしまう可能性がある
  • 隙間の量が多い場合には治療が難しい
  • 今までより歯の幅が太くなる

治療前 かなり大きな隙間がある

治療後 前歯4本をラミネートベニアで治療することによってバランスのとれた前歯になった

4−2.すきっ歯や出っ歯、あらゆるケースに対応できて色も形も自在に変えられるセラミッククラウン法

歯の隙間の量が多い場合や、隙間があって出っ歯の度合いも大きい場合、または歯自体がねじれていたり、少し曲がっていたりする場合にはセラミッククラウン法が適しています。ラミネートベニアでは難しい場合にセラミッククラウン法を用いることが多いです。
治療方法は、治療必要箇所の前歯をセラミッククラウンが理想的な形で入るように削り、まず仮歯を入れます。仮歯で最終的なセラミッククラウンの形をイメージできるようデザインします。そして、色や形の希望が決定したら型取りをしてセラミッククラウンを被せます。
クラウンで治す場合には、比較的隙間が広く、歯の形そのものを大きく変える必要があるケースに適しています。

メリット

  • 期間が短い。1ヶ月~3ヶ月で治療が終わる。
  • 隙間が広くても対応できる
  • 隙間だけでなく、出っ歯も改善できる。
  • 歯のねじれや曲がっている歯、なども真っ直ぐにすることができる
  • 色を白くできる
  • 維持力が高いため、取れにくい
  • 仮歯で形を確認し、修正ができる

デメリット

  • 歯を削る量が多い
  • 歯の角度を変えたりする場合、出っ歯の度合いと隙間量が多い場合には歯の
  • 神経を取ることがある
  • 神経を取った場合には、根の治療に加えて土台を入れて歯を補強しなければならないため、治療に時間がかかる

費用:1本につき10万~18万(歯の神経を取った場合は別途、歯の土台の料金が1本につき1万~2万がかかります)
期間:1ヶ月~4ヶ月

治療前 前歯の傾きとすきっ歯がある

治療後 セラミックで治療することによって周りに調和した前歯になっている

また、ラミネートベニアとセラミッククラウンのコンビネーション治療により、極力歯を削らずに審美的完成度を高めることができるのがセラミック治療のメリットです。治療スタート前には、完成形がどうなるのかをワックスを使ってシミュレーション模型を作成し、見ることができます。そのため、最終的にセラミッククラウンが入った状態をイメージして治療に望むことができます。

5.即日ですぐにすき間が埋まるダイレクトボンディング

矯正治療やセラミック治療法のように、高額な費用がかからず、即日で終わり、最も低侵襲な方法です。綺麗にはしたいけれど、予算的に矯正や審美的な治療は今すぐには難しいが、一時的にでも隙間を埋めたい、治療を受ける前に低料金で隙間の埋まった状態を見てみたいなどのトライアルとしても行うことができます。

隙間の空いている部分、1歯または2歯にプラスチックを接着するだけの最も簡単な方法です。歯の色に極力合わせた色調を選ぶので、見た目の違和感はありません。即日で治療が終わり、ほとんど歯を削ることもないため、麻酔も使わずに行えることが多いです。
ただし、隙間の量が多い場合には、形に違和感が生じることがありますので、その場合はセラミック法をおすすめします。

費用:1本につき12,000円(保険が適応する場合もあります。その際は1本約1,600円くらいです)
期間:1日

治療前 下の前歯のすきっ歯が目立つ

治療後 キレイに1日でキレイにすきっ歯が治った

記事および写真はアンチエイジングデンタルクリニックの小川先生による執筆および提供です。。

6.すきっ歯のスペシャリストがいるクリニック

恵比寿のアンチエイジングデンタルクリニック

東京都渋谷区恵比寿西1-4-1 VANDAビル2F
https://www.a-a-d-c.com/cure2/gap/

下段_AADC恵比寿

院長 小川 朗子(おがわ あきこ)
1996年 鶴見大学歯学部卒業 歯科医師 抗加齢医学会認定専門医

■所属学会等
・日本抗加齢医学会
・抗加齢歯科医学研究会
・ドライマウス研究会
・日本審美歯科学会
・日本矯正歯科学会
・日本アロマ環境協会
・日本抗加齢医学会認定専門医
・アライン社認定インビザラインドクター
・アロマテラピーアドバイザー
・点滴療法研究会
・高濃度ビタミンC点滴認定医

都内開業医勤務後、2006年にアンチエイジングエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
矯正歯科、審美歯科だけでなくアンチエイジング医学を取り入れ、エイジングケアの観点から健康で美しい口元を保つための治療も行っている。
OZmallやマツモトキヨシなど多数の講演活動や雑誌、webサイトなどの各メディアでも活躍中

最新著書

若さを取り戻す歯のエイジングケア―美しい歯になる習慣と治療法

まとめ

今までのすきっ歯の治療法は歯列矯正以外なかったので治療をためらっていた方も多くいました。今は、セラミックやダイレクトボンディングなどで費用も抑えられ、短期間で治すことが出来ます。すきっ歯で悩んでいる方はぜひ一度、歯医者で相談してみてはいかがでしょうか。

おかざき歯科クリニックのセラミック治療の手順

セラミック治療

おかざき歯科クリニックでは、セラミックで精密な治療を行ない、極力やり直しを少なくして、


残っている歯を保存することをオススメしています。



正しいセラミック治療を行なって、本来の白い歯を取り戻しましょう。



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【執筆】小川 朗子

アンチエイジングエイジングデンタルクリニック恵比寿 院長
1996年 鶴見大学歯学部卒業
歯科医師 抗加齢医学会認定専門医

都内開業医勤務後、2006年にアンチエイジングエイジングデンタルクリニック恵比寿開院
矯正歯科、審美歯科だけでなくアンチエイジング医学を取り入れ、エイジングケアの観点から健康で美しい口元を保つための治療も行っている。
OZmallやマツモトキヨシなど多数の講演活動や雑誌、webサイトなどの各メディアでも活躍中

【監修】岡崎 弘典

日本口腔インプラント学会
日本矯正歯科学会
マロ・クリニック研修オールオンフォーインプラント、ポルトガル・リスボン2010年
イナーキ・ガンボレラ研修審美インプラント、スペイン・サンセバスチャン2012年
障がい者歯科一次医療機関
神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療相談医
がん歯科医療連携登録医

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