歯の神経を抜く前に知っておきたかった7つのことと最新治療法

【執筆・監修】岡崎 弘典

おかざき歯科クリニック 院長

歯が痛くなって歯医者で歯の神経を抜いてしまった。歯の神経がなくなるとどうなるのだろう。実は私も神経を抜いてしまった歯がある一人です。もちろん神経はあった方がいいのですが、どうしても抜かなくてはいけない時もあります。私自身が歯の神経を抜く前に知っておきたかった7つのことをお話しします。また、歯の神経の治療法や、最新技術まで詳しくお話ししますので参考にしてみてください。

1.歯の神経を抜く前に知っておきたかった7つのこと

歯の神経を再生させる最新MTAセメント治療の流れと実際の治療の様子をわかりやすく動画にまとめましたので、こちらでご覧ください。

1-1.歯の神経は虫歯になったことを教えてくれる

歯の神経は虫歯ができると冷たいものや熱いものがしみたりして虫歯になったことを教えてくれます。歯の神経を抜くと虫歯が深くなっても痛みを感じないために、虫歯に気づかず、痛みが出る頃には抜歯をしなくてはいけないことがあります。

1-2.歯の神経は虫歯から守ってくれる

歯の神経は虫歯ができると歯を固くしたり、歯の一部を作ったして、虫歯が急に進まないように歯を守っています。神経を抜いてしまうと守る力がなくなり、虫歯ができるとすぐに進んでしまいます。

1-3.歯が割れるのを守ってくれる

歯の神経の空洞には神経以外に血液も流れています。この血液から歯の中に水分が運ばれています。歯の神経を抜いてしまうと、水分が失われ、枯れ木のようになり、硬いものを噛んだ時割れてしまうことがあります。

1-4.歯に起こった変化を教えてくれる

歯の神経は知覚過敏や、歯にひびが入ったり、根元が削れたりしたときに、しみる、違和感を感じる等の症状で歯の変化を教えてくれます。

1-5.歯の神経を抜くと黒くなってくる

失活

歯の神経を抜くと歯は死んでしまいます。死んでしまった歯は新陳代謝がなくなるため古い組織がそのまま残り黒く変色して行きます。詳しくは「キレイに治す前歯の虫歯治療/笑顔をとりもどす治療」を参考にしてください。

黒く変色した前歯の治療ついてわかりやすく動画にまとめましたので、こちらをご覧ください。

1-6.噛み合わせの変化に対応してくれる

噛み合わせは年齢とともに変わってきます。歯の神経がある歯は自然に噛み合わせに合わせてすり減ってくれます。神経を抜いてしまうと割れないように被せ物をしたり、歯のすり減りが早くなったり、噛み合わせのズレが出てきます。

1-7.温度を感じ取ってくれる

歯に神経があると食事をした時、熱いものや冷たいものを感じて、美味しく食事ができます。

2.歯の神経を抜かなくてはいけない5つの症状

2-1.歯に激痛がある

虫歯が深くなり神経まで入ってくると激痛が走ります。こんな時は歯の神経を抜く時に麻酔も効きにくいのですが、神経を抜かなければ痛みは取れないのです。詳しくは「歯が痛い時にすぐに歯の痛みを減らす秘訣と絶対してはいけない3の事」を参考にしてください。

2-2.噛んだ時に痛みがある

歯の神経に入った虫歯菌が神経全体に広がると、噛んだ時痛くなります。そのままにしておくと顎の骨に虫歯菌が入ってしまうので神経を抜かなければいけません。

2-3.夜寝る時に疼くように痛い

歯の神経まで虫歯が広がると体が温まった時にうずくように痛みが出ます。痛みは出たり引いたりします。

2-4.冷たいものでしみる感じが5秒以上続く

知覚過敏であれば冷たいものが一瞬しみる感覚が出ますが、歯の神経が弱っていると痛みが5秒以上続きます。

2-5.根の先から膿が出ている

根の先から膿が出ていると神経の一部が死んでしまっているか、全部が死んでしまっていますので神経を抜いて、歯の中を消毒する必要があります。

3.歯の神経を抜く治療は最初が肝心

歯の神経を抜く治療は一回目に細菌が入らないようにしっかりしておかないと、何年かして根の先が膿んでしまい、やり直しをしなくてはいけなくなります。 歯の神経を抜く治療は虫歯菌が歯の神経まで入ってしまい神経を取らなければいけない時に行う治療です。歯の神経が入っていた空洞に細菌が残ってしまうと自然治癒できずに細菌を繁殖させて根の先に膿の袋を作り、顎の骨を溶かして行きます。この膿の袋が大きくなると蓄膿症や口臭の原因にもなり、強い痛みが出てきます。このため歯の神経治療は回数をかけてもしっかり治療する必要があるのです。詳しくは「歯の神経の治療はなぜ何回もかかるのか?実は90%が3回以内に終わる」を参考にしてください。

4.歯の神経を抜く治療はこんなことをしている

歯の神経を抜く抜髄治療の流れと実際の治療の様子をわかりやすく動画にまとめましたので、こちらでご覧ください。

STEP1根の中に細菌が入らないようにしている

歯の神経を抜くときに唾液などが根の中に入ってしまうと、細菌が感染してしまい治療後の痛みや根の先に膿の袋を作る原因になります。そのためラバーダムやZOO(ズー)というものを使い、唾液の中の細菌が根の中に入らないようにして治療を行います。

ラバーダムについてわかりやすく動画にまとめましたので、こちらをご覧ください。

STEP2歯の神経を取り残さないようにしている

歯の神経の管は歯によっても、人によっても本数が違います。歯の神経治療の時この管を一本でも見逃してしまうと治療後の痛みや根の先に膿の袋を作る原因になります。神経の管は前歯と小臼歯で1~2本、大臼歯は1~4本となり、この一本一本を丁寧に消毒する必要があります。

STEP3根の中の形を整えている

歯の神経の管はただの丸い形ではなく、楕円形、三角形、樋状、二つに分かれていたり、とても複雑な形をしています。この複雑な根の中を小さな入り口から消毒し、根の中に入れる薬が入りやすい形に整える必要があります。

STEP4緊密に薬を入れている

歯の神経を抜いた管を消毒した後にガッタパーチャ(ゴムのような薬)を緊密に詰めます。歯の神経がなくなった歯は再感染しやすく、管の中に空気が入ってしまうと痛みや再感染の原因となるためガッタパーチャというゴムのような薬を緊密に詰めて、細菌のすみかとなる場所をなくしてしまいます。

5.100%の成功を目指す最新治療

5-1.正確な診断を下すためのCT撮影

ct-17

歯の神経の管は複雑な形をしており、今までのレントゲンでは形を把握して治療することが難しく、勘や経験で治療しなければいけませんでした。CTで確実に診断することによって神経の形、数、悪い部分など確実に診断できるようになり、治療の精度を向上させることができます。

5-2.神経の取り残しを防ぐためのマイクロスコープ

歯の神経の管は細いものだと0.1mmの太さです。肉眼では見落とすことが多いため、マイクロスコープを使うことによって確実に治療することが可能になりました。詳しくは「根管治療の専門医が行っている最新治療法と一般歯科との治療の違い」を参考にしてくださ。

5-3.根に負担をかけないためのニッケルチタンファイル

歯の神経治療をする時、神経の管をスムースな形に整えるには時間がかかります。形状記憶のニッケルチタンファイルを使うことによって今まで5~10本のファイルを交換しながら行っていた治療が3本程度で治療ができるようになり、お口をあいている時間を少なくすることができます。

6.歯の神経を抜いた後は

歯の神経があるときは歯をできるだけ残すことを目標にします。歯の神経を抜いた後は歯が割れないことを目標にします。

特に奥歯には60kgもの強い力がかかるために土台で補強してかぶせものをすることによって割れないようにします。前歯は噛んだ時にそれほど強い力がかからないために、神経を抜いてもプラスチックで蓋をするだけのこともあります。ただし歯は黒くなってきてしまうので最終的にはかぶせる必要があります。

おすすめクリニック

おかざき歯科クリニックの基本情報

ホームページ http://www.okazaki-dental.com
電話番号 045-828-6480
住所 神奈川県横浜市戸塚区品濃町1835ー29コーポレート東戸塚
診療時間 月・火・水・金 9:30~13:00 14:30~19:00
                     土          9:00~13:00 14:00~18:00 
     木・日・祝日:休診日

院長経歴

岡崎 弘典

日本口腔インプラント学会
日本矯正歯科学会
マロ・クリニック研修オールオンフォーインプラント、ポルトガル・リスボン2010年
イナーキ・ガンボレラ研修審美インプラント、スペイン・サンセバスチャン2012年
ヨーロッパ・オッセオインテグレーション協会 イタリア・ローマ 2014年
ITIワールドシンポジウム スイス・バーゼル2017年
障がい者歯科一次医療機関
神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療相談医
がん歯科医療連携登録医
伊豆稲取 村松歯科医院矯正科 主任

まとめ

残念ながら歯の神経を抜かなくてはいけなくなった場合、神経が持っていた力は失われてしまいますが、その後、歯をできるだけ長く使うため再治療と歯が割れることを防いでいく必要があります。私の歯も神経を抜いてから20年以上使っています。しっかりとした治療を行えば歯も長く使うことができます。

注意:このページに記載されていることは一般的に起こることです。個人差が有りますので全ての人に起こることではありません。詳しくは歯科医院にてご相談下さい。

あなたの歯の悩みを解決します

あなたの歯の悩みを解決

ひとりで悩んでいませんか?


・歯医者で抜歯と言われたが、本当に歯を抜かなければならないのか

・歯の根の治療をしているが、いつまでも終わらないので不安

・治療してもらったが、痛みや違和感がなくならない


おかざき歯科クリニックでは、まず自分の歯の状態を知っていただいた上で、最新の治療法や保険の適用まで詳しく説明します。一人一人に合った専門性の高い治療を提供しています。
20年後、30年後も自分の歯で美味しく食事をしていただくための治療法や予防法をあなたと一緒に考えていくクリニックです。


虫歯治療の流れを見る

おかざき歯科クリニックの根管治療の流れ

根管治療

おかざき歯科クリニックでは最大限抜歯を回避する治療理念のもと治療を進めていきます。


根の治療の正確さによって歯の寿命が大きく変わってしまいます。


おかざき歯科クリニックでは、正確な診断と超精密治療により根の中の汚れをきれいにし、治療を進めて行きます。



ご予約はこちら

歯のブログを書く私が、本当に信頼している歯医者はこちら

歯のブログの購読はFacebookが便利です

Twitter・RSSでも購読できます

【執筆・監修】岡崎 弘典

日本口腔インプラント学会
日本矯正歯科学会
マロ・クリニック研修オールオンフォーインプラント、ポルトガル・リスボン2010年
イナーキ・ガンボレラ研修審美インプラント、スペイン・サンセバスチャン2012年
障がい者歯科一次医療機関
神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療相談医
がん歯科医療連携登録医

コメント

  1. 真一郎 より:

    はじめまして。
    とてもためになりました。
    妹が前歯の神経を抜いたようです(根管治療的なこと)。しかし、よく聞くと健康な歯の神経を抜き、何やら歯がいつまでめ綺麗に丈夫になり治療をしてるのだとか。それを聞き、府に落ちずいろいろとネット検索をしておりました。抜かれた神経は戻らないので、今後どうなるか、どうするか考えたいと思います。
    ありがとうございました。

  2. 20代女性 より:

    一昨日歯の神経を抜きました。
    左下の1番奥です。
    池袋の駅前にあるリ◯タケ歯科医院でやりました。
    治療の当日麻酔が切れてからと翌日は、本当に痛くて何もしていなくても痛くて、死にそうでした。
    今日は触らなければ痛みはそこまでではありません。
    ですが、上の歯が少しでも当たると、物凄く痛いです。
    おかげで何も食べられません。
    スープと野菜ジュースだけです。
    正直もう限界です。

    実は今までに、今の院とは別の所で2度ほど歯の神経を抜く治療をしました。
    しかしこのような痛みがあったことは1度もありません。

    今回の治療では、ネットで調べると書いてあるようなラバーダムや拡大鏡などは全く使っていませんでした。
    歯の根の中を何やらガリガリされた時なんて、手元を見ずに、衛生士さんと雑談しながら、かなりガサツな感じでした。

    他の院でやったときは、ピコピコ鳴る機械で、すごく慎重に少しずつゆっくりやっていましたが、今回は細い針みたいな物をただ指先で摘まんでグリグリと根の中をほじくりました。

    なぜやり方がこんなに違うんでしょうか。
    そして、こんなに痛いことって普通ですか?
    以前やった2回は、麻酔が切れた後はもう何も感じなかったのに。
    なぜ今回こんなにも痛いのでしょうか。

    1. 歯のブログ より:

      歯の神経を抜く時、歯の神経の状態によって治療後痛みが出やすい場合と出にくい場合があります。
      歯の神経の部分に細菌が多く感染していると神経を抜いた後、痛みが出やすいです。
      場合によっては歯茎が大きく腫れてしまうこともあります。
      治療のやり方は歯科医によって違いますよね。自分にあった歯医者を探すのが一番です。

  3. 由季子 より:

    今、岡崎市の〇〇歯科さんで左上の奥歯の治療をしているのですが歯が欠けていたため削り、薬を詰めてもらい、来週、奥歯をつけるのですがその前に歯に薬等を歯に詰めるかと思うのですがその詰め物が入った歯が痒くなるのは正常な事なのでしょうか?ご意向をお聞かせくださいm(__)m

    1. 歯のブログ より:

      一般的にはあまり起こらない現象です。もしかするとその薬にアレルギーがあるのかもしれませんね。
      念の為歯医者でどんな薬を使ったか聞いて、皮膚科でアレルギーがないかどうか確認しておくと安心です。

  4. より:

    お話を聞いて頂けると幸いです。
    3日前に歯の掃除に行ったら、「噛み合わせが悪いですね、削りましょう。」と言われ前歯の裏や下を削られました。帰宅後、なんだか銀のスプーンを噛んだような嫌な痛みがあり、2日しても取れないのでまた来院しました。すると、「歯の神経を痛めてしまったみたい。一週間様子を見て下さい。たぶん、一週間したら神経が死んでしまうから」と言われて、シュミテクトのはみがきこうを渡されて帰りました。なんだか神経がどういうことなのかさっぱり分からず、帰って先生の案内を見て青ざめました。私はこのまま痛みがとれなければ、神経を抜かないといけないのでしょうか。。

    1. 歯のブログ より:

      シミが出た場合、一般的にはシミ止めの薬やコーティング剤をつけて様子を見ることが多いです。
      痛みが強く出て引かない場合や神経が自然に死んでしまった場合には神経を抜くという治療を行います。
      今回の場合はできればコーティング剤などで様子を見れればいいのですが。

  5. 喜広 より:

    歯が虫歯で困っています。第7歯がエナメル質と歯根と歯槽骨との間の歯頸空がおおきくなりレントゲンを見ると黒くなっておりました。歯頸空が大きく中に膿がたまり歯冠と歯根との間に膿の流れがあるようで歯茎に2か所膿を外に出すあながあります。いろんな歯医者に行ったのですが、今の歯根を利用歯を利用した治療はあるのでしょうか。
    銀歯とかかぶせとかインプラント・親知らずの歯の移植の方法があると思いますがよい方法はありますか。

    1. 歯のブログ より:

      どのような治療が行えるかはレントゲンやお口の中の検査をしてみないとなんとも言えません。
      色々な歯医者に行っているとのことなのでご自身で一番納得のいく説明をしてもらった歯医者で治療されてみてはいかがでしょうか。

  6. 山田。 より:

    歯の神経がやられて死ぬほど痛いです。歯医者さんも休みで行けません。今は冷たい水を口に含んでしのいでいます。どうすれば激痛は防げますか?

    1. 歯のブログ より:

      薬局で市販の痛み止めをのんでみてはいかがでしょうか。

  7. 西村 より:

    山口県岩国市内で歯周病の治療が一番上手なのは何方の歯科か教えて頂けませんか?

    1. 岡崎弘典 より:

      残念ながら私にはわかりません。
      こちらに歯周病学会の認定医を取得している歯科医の名簿があります。
      http://www.perio.jp/roster/
      お近くにありましたら一度相談されてはいかがでしょうか。

  8. きょうこ より:

    先日神経を取って被せ物をしていた奥歯が土台から取れてしまいなした。今は神経治療済みの根っこが残ってます。数カ月前から膿みもでていました。その時は噛むことも痛くてできませんでした。歯医者では抜くしかないとのことですがもしかして抜かずに済む治療法はありますか?

    1. 岡崎弘典 より:

      大変でしたね。
      まずはその膿の原因を確認する必要があります。歯が割れているのか、根の先に膿があるのかなどCTレントゲンなどの検査で確認します。
      歯が大きく割れているようであれば抜歯の可能性がありますし、その他の原因であれば残せる可能性があります。

      1. いちご より:

        奥歯に大きな虫歯を治療したら激痛が3週間ほど続き、途中経過も診てもらいましたが様子見でした。その後歯茎がぶよぶよになり痛みが出たことを伝えると歯の神経が死んでいるかもと言われ、神経治療をして取り除くのでレントゲンを取りましょうと言われました。信用できないので、他の歯医者に通った他がよいでしょうか。

        1. 岡崎弘典 より:

          大変でしたね。歯に大きな虫歯ができていたとのことなので、その時点でかなり歯の神経に近い状態だったのが推測されます。
          その時の治療で初めから歯の神経をにいてしまうのか、その時点では歯の神経を残すのかは判断が迷うところです。
          通常はできるだけ歯の神経を残したいので、残る可能性があれば歯の神経を残した治療を行います。
          それでも今回のように症状が出てしまったり、神経が死んでしまうようであれば、歯の神経の治療を行います。
          今回の治療のやり方はできるだけ神経を残す方法で、結果的に神経が死んでしまったのです。
          私もできるだけ歯の神経を残したいので同じように治療をする可能性が高いです。

  9. ゆいちゃん より:

    初めて。
    先日、昔銀歯にしたところ(右上奥歯)が虫歯となり治療しました。
    銀歯の下が虫歯になる事があるのですね。
    そして、治療後に「神経を残すか取るか考えさせて下さい。今日は、とりあえず借りの蓋をしておきます。」と、言われ終わり1週間が経ちました。

    現在、顔の右側に違和感があります。
    目の下の頬や鼻です。

    最近は、歯?の痛みでなかなか寝付けないですし、その痛みでおきます。

    これが、虫歯治療が原因なのかまた別の病気なのかわかりません。

    その虫歯治療の後遺症でしょうか?

    1. 岡崎弘典 より:

      そうですね。
      銀歯は劣化しやすいのでよく銀歯の下に虫歯ができます。
      歯の神経を取るのか取らないのかというところまでの虫歯であれば、
      相当虫歯が進行していたということになります。
      症状は虫歯が原因の可能性がありますので、かかりつけの歯医者でよく相談の上、治療をされた方がいいと思います。

  10. chr より:

    3日前くらいから、右下の奥歯が凄く痛いです。痛み止めをのんでも効き目がキレるとずーっとMAXの痛みが続いています。歯磨きする時は痛くないけど磨いた歯を洗い流す時は痛いです。これわ神経を抜かないといけないですか?

    1. 岡崎弘典 より:

      お辛いですね。
      歯の神経が原因の可能性はあると思います。
      今後痛みは引いてくる可能性もありますが、それは歯の神経が死んでしまったからかもしれません。
      かかりつけの歯医者でしっかりとした診断と治療をおすすめします.

  11. 宮崎 より:

    初めまして。
    左下の奥歯の骨が割れてしまい、少しぐらつきがあるため抜歯を勧められました。抜歯後はそのままで上の歯のブリッジを勧められましたが、ブリッジはしたほうがいいのでしょうか?また抜歯後はそのままで大丈夫なのでしょうか?
    体調が悪い時に歯茎が腫れたりすることがあるものの、今は痛みもないので話の急展開に躊躇してしまいます。

    1. 岡崎弘典 より:

      大変ですね。
      まず、「左下奥歯の骨が割れた」とありますが、歯でなく骨ということは歯周病が進行しているということでしょうか。
      また、上のブリッジということは上の歯も失っている部分があるということでしょうか。
      下の歯の一番奥を抜歯した場合、インプラントを入れるか、そのままにすることが多いです。
      そのままにした場合、上の歯が下に伸びてきますので、上の歯が動かないようにブリッジで固定しようとしている可能性があります。
      できれば、残っている歯を削らないためにインプラント治療がいいのですが、できない場合はある程度残っている歯に負担をしてもらう必要があります。
      今回の治療は歯を抜く、歯を削るということを行うので心配であれば、なぜ歯を抜くのか、削るのかをもう一度かかりつけの歯医者で相談した上で
      治療をされてはいかがでしょうか。

  12. ちさ より:

    初めまして。3日前ほどから右上の歯が痛み、鏡で見たところ歯の間が黒くなってました。その部分にフロスをしたら血が出ました。寝ているときは痛くならないのですが、起きてるときは違和感があって痛いです。まだ学生なのでできるだけ神経は残したいのですが…この場合、神経は抜かなければいけないのでしょうか。

    1. 岡崎弘典 より:

      そうですね。
      歯の間が黒いということは虫歯が進行している可能性がありますね。
      年齢的にはできるだけ歯の神経を残したいですよね。
      まだ歯の神経を残せる可能性はあると思いますので、早急にかかりつけの歯医者で治療をされることをお勧めします。
      また、今後はこのようにならないように定期的なメンテナンスもお勧めします。

  13. くろ より:

    初めまして。
    残念ながら今日、神経を抜かれてしまいました。
    幼少より虫歯が多く、大人になってから後悔し、自分の子供には虫歯を作らせまいと思った結果、虫歯ゼロで成長してくれました。3年前の歯科受診が最後でしたが、虫歯が3本あり自分の虫歯にはショックを隠せず、落ち込んでおります。
    丁寧に歯磨きをしてるつもりですが、歯磨きだけでは予防出来ないのでしょうか。
    3年前より仕事が変わり、その中でのストレスだったり、歯を食いしばるような環境でも虫歯になるものでしょうか。これ以上、自分の歯を大切にに虫歯にしないためにはどうだった気をつけるべきでしょうか?

    1. 岡崎弘典 より:

      残念でしたね。
      虫歯はできてからの治療ではなく出来る前の予防が大切です。
      3年間の空白は大きかったですね。おかざき歯科で予防をされている方は3、4か月に一度メンテナンスの通われています。
      虫歯は歯磨きだけでは予防ができません。もし今後虫歯を作りたくないのであれば、虫歯予防のプロである歯科衛生士に口の中の管理をしてもらうことをおすすめします。
      食事や磨き残し、フロスやフッ素など効果的な虫歯予防の方法をアドバイスしてくれると思います。

  14. c.s より:

    こんにちは、アドバイスいただければとコメントさせていただきました。
    先日、下奥歯の歯周ポケットが1cm以上あり、骨も溶けているようなので親知らずを抜いたほうがいいと言われCTをとりました。その時に上奥歯の歯茎に埋まっている部分に大きな虫歯が見つかり抜いたほうがいいと言われました。歯の二股に分かれている片方が穴により分裂しているようで、痛みがないので神経は死んでいるようだと言われました。また、分裂している根っこは骨に埋まっていて中(空洞の部分?)に入ってしまう可能性があり抜くのもとても難しいと言われました。歯を抜くしかないのでしょうか?住まいは東京なのですがもしどうにか歯を残せる可能性があるなら先生に見ていただきたいと思っております。アドバイスよろしくお願いします。

    1. 岡崎弘典 より:

      そうですか。
      まず抜いたほうがいいと言われた歯が親知らずなのか歯として機能しているかどうかで抜歯の必要性が変わります。
      また、上の歯の奥歯は歯の根が分かれていて、どんな抜歯をする際にもリスクはありますが、ほとんどは抜歯できます。
      抜くか抜かないかはレントゲンや噛み合わせによって総合的に判断をする必要があります。
      そのためレントゲンや口の中の検査をしなければ、残せる可能性があるのかないのかを判断することができないのです。

      1. c.s より:

        お返事ありがとうございます。上の歯は親知らずはすでに抜いていて親知らずではありません。とくにぐらつきや痛みがない、見た目も黒くないため抜きたくないと思っています。

  15. Kさん より:

    こんにちは来週神経を抜く10代なんですけど麻酔しても痛いことありますか?抜いた後も痛いですか?虫歯になったことを気ずかないで虫歯が進んでしまう場合は何ヶ月に1回とか歯医者さんに確認してもらった方がいいですか?神経抜いた後黒くならないで済む方法ってないのですか。神経抜くの怖いし、心配です

    1. 岡崎弘典 より:

      そうですか。
      神経を抜くのですね。神経抜く処置を抜髄(ばつずい)と言います。
      詳しくはこちらを参考にしてください。「激痛の時の治療法/歯の神経を抜く抜髄(ばつずい)とは」http://hanoblog.com/pulp-extirpation-6488

  16. ハヤシ より:

    30代の女性です。
    歯の詰め物が外れ、早い方が良いと、近所の歯科クリニックに受診しました。
    詰め物の下が虫歯だと診断され、麻酔をした後、レントゲンを撮り、虫歯の治療となりました。神経近くまで進んでいると、神経を抜かれてしまいました。細い針のようなもので、何回もグリグリとされ、何が何だか分からない間に、治療が終わり、本当に神経を抜く必要があったのだろうかと疑問を残り、他の歯科医にも診てもらおうかという考えに至っています。
    歯は半分の高さになり、仮の詰め物がある状態です。抜いてしまったものは、元には戻れないですが、今後、どのように歯の治療に向き合ったら良いのでしょうか?

    1. 岡崎弘典 より:

      大変でしたね。歯の神経を抜く必要があったかどうかは今となってはわかりかねます。
      まず、今の歯の神経を抜いた部分に関してですが、根の治療はとても難しく、そして重要です。失敗すれば再治療を繰り返さなくてなりません。
      できれば根管治療専門医での治療をお勧めします。または、根管治療をラバーダムを使って行ってくれる歯医者です。
      また、今後は予防歯科や歯をできるだけ削らないような歯医者で定期健診を行い、その歯医者の考え方を知っておくことです。
      歯医者は全て同じではありません。どのようなコンセプトで治療を行っているかしっかり見極め近いから、便利だからの歯医者選びでは
      また同じことが繰り返されてしまいます。

      1. ハヤシ より:

        ありがとうございます。
        次の受診まで日があるので、以前かかっていた歯科医に受診することにしました。回答して頂いた治療が可能なのか確認します。
        外れた詰め物を埋めるだけと思い、軽々しく近所だから(ちょうど夫がいて、子どもを預けられたのもあり)という理由だけで受診したことを後悔しています。それにしても、もう少し治療の前に説明をすべきだと思います。赤ちゃんがいて、託児をするなど、なかなか歯医者の通院が難しいので、なおさら憤りを感じます。と、ここに書いても仕方ありませんが。
        ご丁寧な回答、ありがとうございます。今後の治療に専念したいと思います。

  17. より:

    初めまして。
    10年ほど前に不完全脱臼した前歯(現在やや変色気味)について、かかりつけの歯科で
    「神経が半分死んでいると思う。歯の裏に穴をあけて神経を取ったほうがいい。早めに治療したほうが治療にかかる時間が少なくて済む。けれど今治療するかは貴方に任せる」
    と言われました。
    以前同院で下の歯を根管治療した際にemaxのクラウンをはめていただいたのですが、元の歯を思った以上に小さく削られて中々にショックだった記憶があり、躊躇しています。(勿論治療前に説明はあったのですが、想像していたより削られたので…)
    その後の痛みはなく、レントゲンでも根の部分にあった黒い影(膿?)がすべて消えたので良い治療をしていただけたとは思うのですが…。(当時の担当医師はいつの間にか転院?したのか今はおられません)
    やはり医師の進言通り、半分神経が生きていても治療すべきなのでしょうか。
    ご助言頂ければ幸いです。

    1. 岡崎弘典 より:

      そうですね。根の先に膿の袋ができているようであれば歯の根の治療をしたほうがいいと思います。
      また、10年経っても歯の神経が半分しか死んでいないのであれば今後もその状態が長く続く可能性があります。
      見た目に気にならないのであれば、根の先の状態や歯の症状を経過観察してもらいながらそのままという方法もあります。
      また、歯の神経を取っても歯の多くの部分が残っていて、色が気にならなく、噛む力が弱い前歯であれば、
      被せるのではなく、歯の神経を治療するために開けた穴にプラスチックを詰める方法もあります。

  18. 河合 より:

    初めまして。2日前に歯の神経を抜く治療をし、本日2度目の治療をしました。前回は途中だったとのことで今回神経を全部抜き、穴を広げて(?)薬を浸した綿を詰めたそうです。治療が終わった時から激痛で痛み止めわ呑みましたがまだ痛いです。これ程傷みが出るものなのでしょうか。不安です。2日後にまた治療に行きますが今の先生で大丈夫でしょうか。
    ご助言を頂けますと幸いです。

    1. 岡崎弘典 より:

      歯の神経を抜いた後には痛みが出ることがあります。そのため痛み止めが一緒に処方されることが多いのです。
      痛みは通常2、3日程度で治ることが多いのですが、噛んだ時の痛みは一週間程度続くことがあります。
      また、歯医者でもらった痛み止めで足りない場合はロキソニンSなど市販の痛み止めでも十分対応できます。
      あまりに痛みが続く場合には治療した歯医者に連絡してみてください。

  19. 佐藤 より:

    2年前から左下奥から2番目の歯がシミると、硬いものを噛むと痛みがでます。
    今の治療法はセメントみたいな物を歯の周りに固める治療法です。しかし、食事や歯磨きをしていると、そんなに保つものでもなく、取れてしまいます。セメントを付けついる時は軽減はします。でもしみるのが、ないわけじゃく、硬いものを噛むと痛いです。セメントが取れた時は本当にしみるし、硬いものは無理です。しかし、今の歯医者さんはセメントでカバーして痛みが軽減するのであれば、神経を抜くより良いから、この治療法で行きましょう、との事です。本音はもう2年も通って痛みはセメントで軽減はするものの、このくり返し、他に治療法はないとのことです。特に内側の歯と歯茎の境い目に風を吹きかけられた時は痛いです。一時痛みが残ります。この痛みから解放されるのは神経を抜くしかありませんか?

    1. 岡崎弘典 より:

      歯の神経を抜く前に全体的な被せ物をしてみてはいかがでしょうか。歯がしみる原因にもよりますが、歯にビビが入っている場合など被せ物をすることによって改善する場合があります。歯を削り、仮歯を入れて様子を見ます。そこで歯のシミが軽減するかどうか確認します。歯のシミがなくなるようであれば被せ物をします。
      ただし、保険の銀歯で行うのであれば精度の問題でお勧めはできません。被せ物は精度の高いセラミックで歯と被せ物の隅間が無いように治療されることをお勧めします。

  20. あき より:

    はじめまして、小学生3年の子供なのですが、先日、永久歯の奥歯2本が虫歯になり、神経を抜かないといけないと言われ、残して欲しいといいましたが、削ってみて神経まで見えているからと、一本は先日抜きました。
    その夜から、歯ではなく、頬の腫れと、傷つけられた唇も腫れました。
    虫歯は、激痛ではなく、痛む程度でした。
    もう一本も神経まで行っているとの事ですが、痛みはありません。抜く必要はあるのでしょうか。
    ご回答よろしくお願い致します。

    1. 歯のブログ より:

      腫れてしまった原因は歯の神経の一部が死んでいて、膿が溜まり、治療により中の膿が出ようとして腫れる場合があります。
      また、子供の場合麻酔が効いている最中に謝って唇を噛んでしまい、唇が大きく腫れることがあります。
      その場合、時間とともに腫れは引いてきます。
      歯の神経を抜くかどうかはレントゲンで確認し、虫歯を取っている最中の神経の状態によって変わってきます。
      担当の先生を信頼して任せるか、心配であればセカンドオピニオンで確認してもらってはいかがでしょうか。

      1. あき より:

        ご返信、ありがとうごさいます。
        歯の状態で腫れる事もあるのですね。
        担当の先生ともう一度よく話して、セカンドピニオンも考えてみようと思います。
        ありがとうございました。

  21. より:

    はじめまして。30代男です。ちゃんと定期検診を受けていたのに歯がステージ3だと言われました。

    半年に1回かかりつけの歯医者で定期検診を受け、それと合わせて会社の健康診断も受けていたのですが、健康診断で1年半前に上奥歯に虫歯が見つかりました。早く治療したいと言ったところ、しばらく経っても大丈夫なので親知らずをとってからの方が良いと言われました。そこでかかりつけ医に健康診断の結果を伝えたところ、親知らずはもう少し出てから抜こうと言われました。
    親知らずはかかりつけ医では取れず、そろそろ取った方が良いと言われてから1年後大学病院で抜きました。
    すぐに虫歯を治療したかったのですが、抜歯の予後が悪くすぐの治療が出来ず、大学病院の先生は今から1年ぐらい虫歯は放っておいても大丈夫なので焦らなくて良いと言っていました。

    ところが、親知らず抜歯から3ヶ月後奥歯に激痛を感じ、通っていた歯医者が1週間予約が取れないと言われたので他の歯医者に行き治療をお願いしました。
    すると、すでにステージ3に達していて神経を残せないと言われました。1年前だったらおそらくステージ2で間に合ったのにとのこと。しかも、別の親知らずを抜いたところの歯肉の状態が悪く、その周辺の歯も危ないとまで言われました。今まで2人の歯科医が少なくとも今の時期でも大丈夫だと言っていたのでまさか、と思い更に他の歯医者に行きましたが、診断結果は同じでした。歯肉のことに関しては大学病院に聞きに行き、親知らずを抜く時期が遅かったのだからそういうことも起こりうると言われました。

    私はしっかり定期検診に通い、虫歯と診断されたらすぐに治療を行おうとし、言われたタイミングで親知らずを抜いただけです。
    しかも複数の先生がまだ大丈夫だと言っていたのに、親知らずも虫歯も治療が遅かったからこんなことになったと言われて大変ショックを受けています。

    この自体はどうしたら防げたのでしょうか。また、今回の件で歯医者を変えようと思っていますが、今までの件があったのでどのように選べばいいのか分かりません。長文失礼しますが、何かアドバイスを頂ければ幸いです。

    1. 歯のブログ より:

      大変でしたね。親知らずの周辺はトラブルが起きやすい場所です。
      虫歯が進行してしまったのはレントゲン等で診断してみないとはっきりわかりませんが、虫歯の部分は急速に虫歯が進行したか、レントゲンの影が親知らずと重なっていて虫歯の深さが確認できなかったことが原因ではないでしょうか。
      年齢を考えると親知らずが出てくる可能性は低いので、早めに抜いておいた方が良かったかもしれません。しかし、それは担当医の判断なので何か理由があったのかもしれません。
      避けられたかどうかはわかりませんが、親知らずを早期(20歳前後)に抜歯しておけば、親知らず周囲のトラブルや虫歯も防げたかもしれません。そのためには親知らずに関して歯医者のアドバイスが適切であれば結果は違ったのかもしれません。
      今までどのようなかかりつけの歯医者で治療やメンテナンスをされていたかわかりませんが、一番は記録をしっかりと取っているところです。口の中の写真やレントゲンを10枚以上、定期的に撮影し、口の中の変化を客観的に判断してくれる歯医者がおすすめです。近くの歯医者で探してみてください。
      口の中の写真について https://hanoblog.com/intraoral-photograph-8500

  22. 小林 より:

    はじめまして。30代女です。
    一ヶ月前に銀歯の下が虫歯になり、神経ギリギリまで削った後セラミックの被せ物をしました。
    その後痛みがあったら神経を抜くかもしれない、と言われました。
    しばらく痛かったのですがロキソニンを飲んでやり過ごし、今はだいぶ痛みはなくなったのでロキソニンは飲んでないのですが、まだ熱いものや冷たいものがしみて、硬いものは噛めない状態です。
    なるべく神経は抜きたくないのですが、今後普通の状態に戻るのかどうか不安です。
    少しずつ良くなっている気はしますが、神経を抜いたほうがいいのかどうか迷っています。
    このような状態から良くなることはあるのでしょうか?

    1. 歯のブログ より:

      私も以前虫歯の治療をした後に痛みとシミが続いたことがあります。
      3年近く続いたのですが今は症状もなく、神経も残っています。
      また、神経をギリギリ残した治療をしたが神経が自然に死んでしまった方もいます。
      治療の方法や歯の状態にもよりますので、一概には言えませんが、
      もし、症状が我慢できるようなものなら、様子を見たほうがいいのではないでしょうか。
      あとは定期的に歯医者で神経の状態を確認してもらったほうがいいです。

  23. あずき より:

    はじめまして。40代男です。1年半ほど前旅行先で、前歯の詰め物が取れ、治療後、冷たいものがしみるようになりました。かかりつけの先生にすぐに診てもらうと、歯ぎしり、噛み合わせ等で神経が敏感になっているかもと、少し当たっているところを削って経過観察となりました。その後、相変わらず冷水がしみるので、何度か見てもらいましたが、診断は同じでした。そしてつい先日からその歯が痛む(日中時々、また就寝時など)ようになりましたので、また診察を受けると、治療をするとなると神経を取ることになる、歯の寿命が短くなるので、と根管治療に消極的な意見でした。(神経を電気で測っていただきましたが、既に弱っていて表38、裏40以上とのことでした。)痛みがひどくなっている以上、早めに処置した方が神経を残せるのでは?とか、歯が腐り切ってしまわないのか?と心配なのですが、大丈夫なのでしょうか? やはり専門医に見てもらった方が良いのでしょうか?アドバイスいただければ幸いです。長文失礼いたしました。

    1. 歯のブログ より:

      そうですね。
      仰る通り、状況としては歯の神経が回復する可能性は低いかもしれません。
      ただ、今治療をしても、神経が完全に死んでから治療をしても、成功率には違いありませんが、根の先に膿が溜まるで放置すると成功率は下がります。
      かかりつけの先生は神経が改善する可能性が少しでもあるなら、できるだけ神経を残した方がいいとお考えなので任せてもいいのではないでしょうか。
      また、神経の反応もしっかりと計っているので正しい治療だと思います。
      あとは、症状の問題なのであまり痛いようであれば、神経を抜いてくださいと言えば対処してくれるのではないでしょうか。
      神経が自然に死んでしまうこともあるので、定期的に神経の反応は計ってもらった方がいいと思います。

      1. あずき より:

        ご返信ありがとうございます。状況がよくわかり、少し安心しました。治療に入るタイミングですが、根の先に膿が溜まっているかどうかはどうしたら分かりますか?

  24. 月影町 より:

    初めまして。先日専門医で歯根治療をしました。古い虫歯に菌が入り化膿、傷んだ神経の処置をし、神経を残しMTAでふさぐというものでした。先生もお書きの通り、出血がひどく麻酔が効かないそれはそれは痛い治療が30分以上続きました。1つの神経の出血が止まらず、MTAで上手く塞げず、やり直して2度目で何とか止まりました。術後は痛みもなく順調でしたが、ひと月位した位からお茶などを飲むとずきんと感じることが多くなりました。一瞬ビクンと言う感じで痛いわけではありません。先生に見て頂いたら、風を当てただけで、「大丈夫だから2~3か月後にまた来て」との事でした。ビクンと言う頻度も増えている気もして、隙間が空いてるのか?中が膿んでるのか?など心配しています。
    このまま様子を見ていても大丈夫でしょうか?この治療途中でほかの先生に見て頂くことは可能なのでしょうか?

    1. 歯のブログ より:

      そうですね。
      歯の中を見ながら治療をしているのは今回治療をしていただいている専門医の先生です。
      始めの状態、出血が止まらない状態から症状が出ている状態を把握しています。
      他の先生に診ていただく場合は現在の状態からしかわからないので、たぶん症状があるのであれば残りの神経を抜くという判断しかできないと思います。
      神経を切断するという治療はある程度、症状を確認しながら進めるものなので、できれば今の専門医の先生にお任せした方がいいと思います。

  25. kana より:

    はじめまして。
    ご相談させて頂きます。
    先日事故に遭い、前歯二本を強く打ち付けてしまい、救急で脱臼、陥入した歯を元の位置に戻し固定して貰いました。
    神経が損傷、歯槽骨が骨折しているため早いうちに神経を抜かなければ腐ってくると言われましたが、受傷した歯は10日以上経った今でも変色や痛みも無く、本当に神経を抜かなくてはいけないのか疑問に思い、昨日別の歯科医さんを訪ねて診て頂いた所、レントゲンを見る限り早急に神経を抜かなければいけない状況でも無いので、痛みが無ければこのまま様子をみて、連休明け(5月中旬)にまた来院して下さいと言われました。
    救急では受傷後3週間位がタイムリミットと言われましたが、連休明けまでこのまま様子を見る感じでも大丈夫なのでしょうか?
    救急の病院では、今週半ばに来院して神経を抜く治療を始める予定になっておりますが、取り敢えずストップして頂いて転院の相談をしようかとても悩んでいます。
    連休明けまで放置して根元が腐って来て後悔するんじゃないか…等々不安が募ります。

    お忙しいとは存じますが、アドバイスを頂けましたら幸いです。
    よろしくお願い致します。

    1. 歯のブログ より:

      例えばもしあなたが私の家族であれば早急に神経を抜かずに経過を観察します。
      神経が回復するかどうかはわかりませんが、神経の反応を見つつ、反応がなくなったり、色が変色した時点で神経を抜くという治療を行います。
      もちろん早期に神経を抜くということは間違っていません。最終的にそのような治療をしなければいけない場合も多くあります。

  26. kana より:

    お返事ありがとうございます。

    早急に抜かなければいけない場合でしたら、とっくに処置されていると思いますので、今週の治療の際に改めて相談してみようかと思います。

    ご丁寧にありがとうございましたm(_ _)m

  27. qpix より:

    はじめまして。50代女です。
    相談させていただきます。

    ここ4ヶ月ほど左奥から2本目の歯の歯茎におできのようなものができ(痛みは全くありません)ちっとも治らないので、先日歯科で診ていただきました。
    診断は、何らかの刺激によりその歯の神経の一部が死んでいるので、腐っている神経の残骸を綺麗に取り除き内部を無菌化して埋める必要があるというものでした。(根管治療というのでしょうか)
    その際、虫歯でもない歯に穴を空けることになり、更に残っている生きている神経もとってしまうそうです。
    他に虫歯もなく、歯を大切にしていたつもりなので、説明にショックをうけつつ、そのまま次回の予約を入れて帰ってきました。

    その後、いろいろ思い出してみると、、、
    1)おそらく半年ほど前に、左の奥歯のあたりが時々うっすら痛いような気がしたのですが、
    数年前に同じようなことがあり歯科にかかったところ、歯の磨きすぎによる知覚過敏だったので、
    今回もそうかもと思い放置してしまった。
    2)その後しばらくして、左顎の下あたりがかなり痛い日が1週間ほど続いたので、
    診察してもらおうと思ったのですが、何科にかかってよいのか分からないで困っているうちに痛みがなくなり、
    その後そのことを忘れていました。
    (この時は、このことが1)と関係があったとは気付いていませんでした)

    ネットで色々調べたところ、どうやら典型的な歯髄炎のようです。(そうでしょうか?)
    確かに説明された処置が取られるのが一般的なようなのですが、歯に穴をけるのに抵抗があります。
    また、神経を取ると歯がもろくなるということなのですが、鳥軟骨・豚軟骨などのとても噛み手のある硬い食べ物が大好きなので、今後歯が割れてしまったりしないか心配です。

    ・私の今の状況で、歯に穴を開けずに、注射や薬で治す方法はありませんか?
    ・どうしても歯に穴を開けなければいけない場合、生きている神経を一部残すようにお願いしようかと思うのですが、いかがお考えになりますか?
    (一部残してもその後死んでしまう場合もあるようではありますが。。。)
    お忙しいとは存じますが、アドバイスを頂けましたら幸いです。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    1. 歯のブログ より:

      大変よく調べられていますね。
      治療法は根管治療であっておりますし、歯髄炎という診断も正しいのではないでしょうか。
      根管治療を行うには歯に穴を開けて行う方法しかないのではないでしょうか。
      また、一部の神経を残す方法は少しづつ行われ始めていますが、治療後に残した神経が死んでしまったり、症状が出たりすることがあります。
      まだ完全に確立された治療法ではありません。
      そのため再治療のリスクを同意した上で、行ってくれる歯医者をさがし、
      場合によっては特殊な薬(MTAセメント)を使用する場合保険外診療となる場合があります。
      保険内の診療を希望となると歯の神経を抜く治療を行い、歯にかぶせる処置を行います。
      治療までの期間が長くなると残っている神経も死んでしまう可能性が高くなるので、一部の神経を残す方向で行くのであれば
      早めの治療をお勧めします。

  28. qpix より:

    長々とすみません。
    更に、追記なのですが、折しも他の件で最近1週間ほどフロモックスを服用しております。
    また、歯科に行った際に、2日分のサワシリンをいただきましたので、そちらも服用しました。
    その効果があったのか、現在は歯茎に少し赤く丸い跡は残っていますが、腫れは引いてしまいました。
    このままフロモックスを飲み続けたら、完治する可能性もありますか?

    1. 歯のブログ より:

      完治することはありません。
      抗生剤は一時的に細菌を減らすことはできますが、歯の根の中にある細菌をなくすことはできないので、
      また、再発すると思います。

      1. qpix より:

        お返事ありがとうございます。
        確かに、今また穴から白液体が出てきました。。。
        覚悟を決めて、根菅治療をしていただくことにします。
        お忙しい中、色々お教えいただき、ありがとうございます。

岡崎弘典 へ返信する コメントをキャンセル

*