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歯を抜くときの心の準備とお金の準備

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歯を抜かなくてはいけなくなったとき、痛みや出血、時間、費用など心配になりますよね。歯を抜くということは顎の骨に埋まっている歯を外に出すということです。初めての方にとっては不安ですよね。しかし、実は親知らず以外の歯は腫れや痛みがあまり出ないことが多いのです。歯を抜く場合もともと歯周病や虫歯で状態が悪いから抜くからなのです。今回は歯を抜く手順や時間、費用についてお伝えします。少しでも歯を抜く緊張が和らげばと思います。

1.歯を抜かなくてはいけないただ一つの理由

歯を抜かなくてはいけない理由は1つだけです。その歯があることによって周りに悪い影響が予想されるときです。歯周病が進行してしまった歯はその歯があることによって、周りの歯まで歯周病が進行してしまう場合や、親知らずがあることによって手前の歯が虫歯になってしまうことがあります。また、抜かなくてはいけない歯があることによって腫れや痛み、口臭などを引き起こすことがあります。このような場合は残念ながら抜歯をした方が、体に対する影響は少なくて済みます。詳しくは「なぜ抜歯をしなくてはいけないのか?抜歯前の最後の一手!」を参考にしてください。

2.歯を抜く為の手順

2-1.レントゲンで歯や周りの骨の状態を確認する

ct-17歯を抜く前にレントゲンで歯を抜く根の状態や周りの骨の状態を確認します。根は真っ直ぐの物もあれば曲がっていたり、2本3本の物もあります。また、親知らずや過剰歯など骨の奥に埋まっている歯を抜歯する際にはCTを撮影し3次元的に歯の位置を確認し、神経や血管を傷つけないようなプランを作成します。詳しくは「親知らず抜歯のすべて/抜歯の決断から治療終了までのステップを全て公開」を参考にしてください。

2-2.表面麻酔、部分麻酔をする

歯を抜く際には必ず麻酔をします。表面麻酔を塗ってから、注射の針で麻酔をします。歯科の麻酔は医科の麻酔より敏感な歯茎に圧を加えて行うために痛みが強いです。そのため針は細く、少しずつ入れていくようにします。現在は出来るだけ圧がかかって痛くないように電動の麻酔器が使われるようになってきています。

2-3.歯を抜く

歯と骨の間には歯根膜(しこんまく)というクッションのようなものがあります。このクッションから専用の器具を使って歯を引き離すことによって歯は抜けます。麻酔が効いているので基本的には痛くはありません。痛みがあるようであれば合図をして麻酔を追加してもらうようにしてください。押される感覚は残りますので多少の違和感は我慢してください。また、親知らずや過剰歯など骨の奥に埋まっている歯を抜く際には周りの骨を削ったり、歯を割って小さくして歯を抜く必要がある為、頑張ってお口を開いていてもらう必要があります。

2-4.糸で縫って傷口を小さくする

歯を抜いた後は穴が開いています。その部分に血液が溜まり、かさぶたができて歯茎が盛り上がってきます。かさぶたが出来易いように、縫って傷口を小さくしたり、抜歯した穴に止血用のスポンジを入れておきます。また、麻酔は1~3時間程度効いていることが多いです。痛みが心配な方は麻酔が切れる前に痛みどめをのむようにしてください。

2-5.ガーゼで圧迫止血をする

出血が早く止まるようにガーゼで圧迫止血をします。止血が早いほうが腫れや痛みが少なくて済みます。30分から1時間程度強く噛み止血をして、早くかさぶたが出来るようにします。特に血液をサラサラにする薬をのんでいる方は血が止まりにくいため長めにガーゼを噛むようにしてください。

2-6.翌日の消毒

翌日に出血が止まっているか、感染していないかを確認し消毒をします。また、痛みや腫れの状態によって薬を増やしたり、変えたりして、早く症状を改善するようにします。

2-7.1週間後に糸を取る

1週間ほどたつと歯を抜いた傷は小さくなってきますので糸を取ります。歯茎が完全に閉じてくるのは3~4週間かかります。また、骨が回復するのには3~6か月程度かかります。ただし、抜歯した後の治療は1~2か月で開始していきます。前歯など見た目が気になる場合は先に仮の歯を入れたり、歯を抜くと同時に入れ歯を入れたりすることもできます。

3.歯を抜く時間と費用

3-1.10分程度で抜ける歯

歯周病でグラグラしていたり、親知らずでも真っ直ぐ生えていれば歯を抜く時間は2,3分で済んでしまいます。麻酔をしたり、その後糸で縫ったりしてすべての時間で10分程度で終わります。腫れや痛み、出血も少ないことが多いです。費用は1,000円から2,000円程度です。

3-2.20分程度で抜ける歯

歯茎の奥まで虫歯が進行していたり、根が曲がっていたりすると歯を割って抜きます。そのため20分程度時間がかかります。痛みどめを1,2回のめば改善することが多いようです。心配な方は麻酔が切れる前に1錠飲むようにしてください。費用は2,000円から3,000円程度です。

3-3.30分以上かかる歯

親知らずや過剰歯など骨の中に埋もれている歯を抜く場合、歯茎を切開し、周りの骨を取る必要があります。また、歯も割って小さくするため30分以上かかります。骨を削る為腫れや痛みが出やすい処置です。痛みどめを多めにもらっておくと安心です。費用は3,000円から4,000円程度です。詳しくは「親知らずの痛くない抜歯法」を参考にしてください。

注意:料金は保険診療で3割負担の方の目安です。その他に初再診料、レントゲン料、薬等の料金がかかります。

4.歯を抜いた後の治療法

4-1.新たな根を作るインプラント

di030208インプラント治療は歯を抜いた後の部分に、人工歯根(インプラント)を埋め込み、自然な感覚の状態まで回復させる治療法です。自分の歯に比べ90%の力で噛むことができます。健康な隣の歯を削らずに治療ができ、見た目も自然で、自分の歯と同じような快適性と感覚を得ることができます。詳しくは「初めてのインプラント治療ガイド」を参考にしてください。

4-2.残っている歯を土台にするブリッジ

ブリッジは歯を抜いた後、前後の歯を削って橋のようにつなげる方法です。残っている前後の歯を土台にして橋(ブリッジ)をかけるように、2本の歯で3本の歯を作ります。違和感も少なく自分の歯のように噛めます。ただし、土台になった歯は負担が過重になってしまうため、土台自体が悪くなってしまうこともあります。詳しくは「歯のブリッジ治療をしたい人へのアドバイス」を参考にしてください。

4-3.自分で取り外しができる部分入れ歯

部分入れ歯は歯を抜いた後、残っている歯に針金をかけて自分で取り外しをする入れ歯です。噛む力は自分の歯に比べ20~30%くらいです。周りの歯が動かないようにするためにはいいのですが、噛む力が残っている方は入れ歯の部分ではかみにくく、硬いものやくっつきやすいものは避ける必要があります。詳しくは「部分入れ歯が必要な理由」を参考にしてください。

5.歯を抜いた後に注意すること

5-1.麻酔が切れる前に痛み止めをのむ

歯を抜いた後に一番痛みが出るのは麻酔が切れた時です。麻酔は歯を抜いた後だいたい1〜2時間後に切れてきます。その前に痛み止めをのんでおくと麻酔が切れた時の不快な感じや痛みが少なくなります。詳しくは「親知らずの抜歯後に痛みを早く取り除く12の方法」を参考にしてください。

5-2.決められた時間に薬をのむ

歯医者で出された抗生物質や痛み止めを決められた時間にのむと、薬が効果的に効いて腫れや痛みを少なくできます。

5-3.24時間までは冷やす

腫れや痛みを減らすために抜歯した場所を24時間までは冷やします。それ以降は冷やし続けると、血液の循環が悪く回復するのを遅れさせてしまいますので、24〜72時間は逆に温めた方が早く痛みを減らします。

5-4.30分ガーゼをかむ

親知らずを抜歯した場所はガーゼを30分しっかり噛んでください。30分経っても出血が止まらなかったら、替えのガーゼを1時間噛んで下さい。早く止血ができると痛みが少なくできます。

5-5.うがいを控える

抜歯した穴には血液が溜まってかさぶたができ、骨を細菌から守ってくれます。血液が溜まらないと、骨がいつまでも出たままなので痛みが続きますので、抜歯した当日はうがいを控えます。

5-6.軟らかいものを食べる

歯を抜いた後傷口に食べ物が当たらないように、ゼリーやヨーグルト、お粥など軟らかいものを食べるようにします。また、食べないと体力が落ちますので、しっかり栄養は摂るようにしてください。

5-7.鼻を強くかまない

上の奥歯は鼻につながる空洞と近く、歯を抜くと、空洞と歯を抜いた穴が繋がってしまうことがあります。普通は血液が蓋をして、自然に閉じて行きますが、鼻を強く噛むと、そこに溜まった血液が吸い上げられ、穴が開いてしまい、その穴がいつまでも残ってしまうことがあります。

6.歯を抜いた後どうしても痛みや出血が止まらなかったら

痛み止めやガーゼを長く噛んでも、痛みや出血が止まらない場合は抜歯を行った歯医者に連絡して状態を説明してください。対応方法を教えてくれるはずです。夜や休日の場合は地域に救急センターがあるのでそちらに連絡してみてください。

横浜の場合:横浜市歯科保健センター 横浜市中区相生町6-107 電話045-201-7737

まとめ

虫歯や歯周病でどうしても歯を抜かなくてはいけない場合は覚悟を決める必要があります。だだ、今後同じようなことが起こらないように、虫歯や歯周病を予防するように変えてみてはいかがでしょうか。

おかざき歯科クリニックの親知らずの抜歯治療の特徴

親知らずの抜歯は腫れや痛みを伴うことが多いです。


おかざき歯科クリニックではできるだけ痛みが軽減するような抜歯法を行っております。


親知らず抜歯前には口の中をきれいにし、抜歯後細菌が感染しないようにします。


また、CTレントゲンで事前に親知らずの方向を確認したり、骨を削る際にはピエゾサージェリーという機械で極力腫れないようにすることなどを行っています。


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