歯のブログを書く私が勧める歯医者一覧

インプラントとは/差し歯との違いについて

shutterstock_88585900

歯のインプラント治療をしたいけれどインプラントとはどのようなものなのかわからない方も多いのではないでしょうか。インプラントとは顎の骨に入れる人工歯根のことです。しかし、インプラントも差し歯も見た目には同じように見えてしまうのでわかりにくい方もいます。今回はインプラントを中心に差し歯との違いをお伝えします。ぜひ参考にしてください。

1.インプラントとは

インプラントとは歯を根まで失ってしまった場合、顎の骨に穴を開け、人工歯根であるインプラントを入れ、冠を被せて元の歯の状態のようにしていく治療法です。今までは歯を失うと前後の歯を削るブリッジ治療が一般的でありましたが、歯を削ることによって、前後の歯まで悪くしてしまうことが多くありました。インプラントによって周りの歯に悪い影響を与えずに、治療ができます。

差し歯とは

差し歯とは歯の根が残っている部分に土台を作り、その上に被せものをする治療法です。以前は土台と被せ物が一体のものが多く歯の根に被せ物ごと差し入れていたことから差し歯と呼ばれています。現在は歯の根の治療が終わった後、土台と被せ物を別々につける方法が一般的です。

2.インプラントの特徴と差し歯との違い

2−1.インプラントは人工歯根

インプラントは歯の根を含めたすべてを失ってしまった場合に、人工歯根であるインプラントを顎の骨の中に入れ、土台や被せ物をする治療法です。インプラントを顎の骨の中に入れるため、アレルギー反応が出にくいチタン製の材料が使われます。

 差し歯は歯の根

差し歯は虫歯で歯の大部分を失ってしまった場合、歯の根だけを使って土台を立て、被せ物をする治療法です。金属は歯の中に入れるため銀や銅、パラジウムなどの合金が使われます。近年は体に漏れ出す金属により金属アレルギーが出る方もいるため、セラミックなどできるだけ金属を使わない傾向にあります。

2−2.インプラントの噛む力

インプラントは顎の骨とインプラントの表面のチタンが結合しているため、硬いものでも噛むことができます。歯を失ってしまった場合の入れ歯と比較すると3〜4倍の噛む力です。しかし、自分の歯の根を使う差し歯と比較すると90%程度です。

差し歯には噛んだ時の感覚がある

歯の根の周りには歯根膜(しこんまく)というクッションのような感覚器官があります。差し歯のように歯の根を使って歯根膜が残せると、噛んだ時に硬いものや軟らかいものなどの食感を感じることができます。

 2−3.インプラントの構造

インプラントは人工歯根であるインプラント、土台のアバットメント、被せ物の冠と主に3つの構造になっています。また、インプラントと土台が一緒になっていたり、土台と冠が一緒になっているものもあります。

人工歯根のインプラントが入ったところ

インプラントの上に土台であるアバットメントをつけたところ

セラミックの被せ物をつけたところ

差し歯も3部構造

差し歯はインプラントの部分にあたる歯の根、アバットメント部分にあたるコア、被せ物とインプラントと同じように3つの構造になっています。また、多くはありませんが土台と冠が一緒になっているものもあります。

2−4.インプラントが悪くなる理由

インプラントが悪くなる最も多い理由は、インプラントの周りに細菌がたまり炎症を起こすインプラント周囲炎です。インプラントは人工のものを骨の中に入れているため、しっかりとした手入れをしないと、感染を起こすことがあります。

差し歯は歯の根が割れる

差し歯で悪くなる理由は歯の根が折れてしまう歯根破折(しこんはせつ)です。差し歯で使う歯の根は歯の神経が失われているためもろくなっています。そのため金属の土台や神経を失って長期間すぎているものは歯が割れやすくなっています。詳しくは「歯が割れた!歯根破折の原因と治療法」を参考にしてください。

2−5.インプラントの見た目は歯と同じ

インプラントは歯の根の代わりに人工歯根を使っているだけで、被せ物にセラミックを使えば歯と同じようにすることができます。奥歯の場合は機能面や噛む力によって被せ物や構造を変えることがありますが、前歯はインプラントとは気付かれないように綺麗に治療することができます。

差し歯も綺麗に治療ができる

差し歯は土台や被せ物に金属を使わないようにして、セラミックで治療を行えば審美性の高い治療を行うことができます。特に前歯の差し歯は金属を使うと歯茎が黒くなってしまうため、セラミックで綺麗に治療することをお勧めします。詳しくは「前歯をオールセラミッククラウンにしたほうがいい7つの理由/費用と期間」を参考にしてください。

3.インプラント治療の流れ

3−1.CTレントゲンで3次元的に骨の状態を確認する

インプラントを入れる部分の骨をCTレントゲン撮影します。骨の厚みや幅、神経や血管の位置を3次元的に確認し、インプラントの長さや太さを決め、計画を立てます。多くの場合、インプラント用のシュミレーションソフトを使い、計画した場所にインプラントが入るように処置をします。

3−2.インプラントを骨の中に入れる

1本のインプラントであれば、歯の治療で使う部分麻酔を行い、20分〜30分程度で終わります。痛みや腫れはほとんどない場合が多いです。骨が少なくなっていて、同日に骨の移植などを行う場合は腫れることがあります。

3−3.インプラントが骨と付くのを待つ

インプラントは骨と結合し、噛む力に耐えることができます。インプラントを入れてから3ヶ月程度するとインプラントが安定し、硬いものを噛んでも抜けることはなくなります。詳しくは「インプラント治療を行う前に知っておきたい6つのデメリット」を参考にしてください。

3−4.インプラントに土台や冠をつける

インプラントが骨と結合した後、インプラントの土台であるアバットメントや被せ物をつけていきます。噛み合わせを確認しながら徐々に硬いものを噛むようにしていきます。

3−5.メンテナンスをする

インプラントを長く維持させるにはメンテナンスが必要です。ご自身で行う毎日の歯磨きやデンタルフロス、定期的な歯医者でのクリーニングを行い、インプラントの周囲に細菌がつかないようにしていきます。詳しくは「インプラントの寿命を半永久的にするための7つの秘訣」を参考にしてください。

4.歯を失った部分の治療法/インプラントとの比較

4−1.前後の歯を削るブリッジ

歯を失った場合に前後の歯を削って3つの歯をつなぐブリッジという方法があります。ブリッジ治療は自分の歯を土台として使います。噛む力を歯根膜で受け止めるために、噛む感覚が優れています。詳しくは「歯のブリッジ治療をしたい人へのアドバイス」を参考にしてください。

shutterstock_148504868

インプラントとの比較

インプラントは失った歯の部分だけで治療を行うことができます。ブリッジは前後の歯を削ったり、噛み合わせの負担を前後の歯にかけることになります。また、トラブルが生じた場合繋がっているすべてのブリッジを外す必要があります。

4−2.比較的簡単に作れる入れ歯

 入れ歯はブリッジのように歯を削ったり、インプラントのように外科的な処置をせずに作ることができます。噛む力は元の自分の歯に比べ20%〜30%まで落ちてしまいますが、噛む力が弱くなっっている方には効果的な治療法です。詳しくは「入れ歯が合わない人必見!あなたに合った入れ歯の種類」を参考にしてください。

shutterstock_217890055

インプラントとの比較

インプラントは歯を骨に固定しているために取り外す必要がありません。しかし、入れ歯は毎食後自分で取り外し、洗う必要があり、硬いものや粘着性のものは噛むことができません。

まとめ

 インプラントのことを知っていれば決して怖い治療ではありません。知らないことによって安易にブリッジにする方が歯にとってダメージが大きくなる場合も多いのです。かかりつけの歯医者でよく説明を聞き、納得してから治療を行うようにしてください。また、インプラントは費用も期間もかかる治療法です。信頼できる歯医者で治療を行うようにしてください。

おかざき歯科クリニックのインプラントの特徴

インプラント治療をしたいと思っているけど、どんな治療をされるのか、どのくらい費用がかかるのか不安に思っている方も多いと思います。


おかざき歯科クリニックでは、安全第一の治療はもちろんのこと、患者様が納得するまで、どこよりも丁寧にお話をお聞きして、どこよりも丁寧にご説明を致します。


患者様がしっかりと納得された上で初めて治療を開始致します。



詳細はこちら

歯のブログの購読はFacebookが便利です