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いつまでも治らない副鼻腔炎/原因は虫歯かもしれない!

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何度も繰り返す副鼻腔炎でお悩みの方は多いのではないでしょうか。副鼻腔炎は10人に1人の割合でかかったことがあると言われている程、一般的な病気です。しかし、実はこの副鼻腔炎の原因が虫歯や歯周病のこともあるのです。副鼻腔炎は悪化すると鼻だけでなく目や脳、耳にも症状が出てしまうことがある恐ろしい病気です。今回は副鼻腔炎の原因と治療法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

1.副鼻腔炎とは

副鼻腔炎とは、副鼻腔に細菌やウイルスが感染することによって、副鼻腔内の粘膜に炎症が起こり、鼻づまりや鼻水、頭痛、歯の痛みなど、さまざまな症状が起こる病気です。通常、副鼻腔に溜まった膿は鼻への出口である自然孔(しぜんこう)より出されます。しかし、炎症によって副鼻腔内の粘膜が腫れ、自然孔を塞いでしまうと膿が副鼻腔内に溜まり、痛みなどを引き起こします。副鼻腔炎を放置すると、中耳炎や、視力障害、髄膜炎などの病気を引き起こすことがあります。

2.歯が原因で起こる副鼻腔炎

2-1.症状

頬の痛みや頭痛、眼の奥の痛みを感じることがあり、悪臭のする鼻水が喉にたれてくることも多くあります。いずれも片側だけに起こることが多く、歯は噛めば痛い程度で、歯の症状が少ないこともよくあります。

shutterstock_970955182-2.原因

  • 虫歯の放置
  • 歯の神経が自然に死んでしまった
  • 歯周ポケットが深い
  • 歯根嚢胞が大きくなった

上顎の奥歯は副鼻腔と接しているため、神経が死んでしまった根の先や歯周ポケットから副鼻腔に細菌が入り副鼻腔炎になりやすいのです。

2-3.治療法

2-3-1.原因の歯を見つける

お口の中全体を確認するパノラマレントゲン写真を撮ります。副鼻腔炎の可能性があれば、CT撮影をし、どの歯が原因かを確認します。

2-3-2.痛みが強いとき:急性症状

抗生物質と痛み止めで、炎症反応と痛みを抑えます。抗生物質は2~4週間程度、長期に飲み続ける必要があります。痛みが強いときに根の治療をしてしまうと、痛みが強くなったり、化膿してしまうことがあります。

2-3-3.痛みが落ち着いてきたら:慢性症状

痛みが落ち着いてきたら原因の歯の治療を行います。歯の根の治療や歯周病の治療をしていきますが、改善できないほど悪化してしまっている場合は抜歯をします。原因の歯を抜歯することによって、感染源が無くなりますのでほとんどが改善します。副鼻腔内に膿が残っている場合は抜歯した穴から副鼻腔を洗浄します。副鼻腔と鼻との通りが悪い場合は、入院や全身麻酔の必要な手術が行われる場合もあります。

2-4.主に用いられる薬

di050201クラリス:マクロライド系の抗生物質
ジスロマック:マクロライド系の抗生物質
ロキソニン:鎮痛剤

参考記事
虫歯じゃないのに歯が痛い上顎洞炎で起こる8つの症状と最適な治療法
歯の寿命はこれで決まる!歯の根の治療の根管治療、全情報を大公開
30代以上の方必見!歯周病に負けない5つの知識と3つの治療法

3.鼻から起こる副鼻腔炎

3-1.症状

鼻づまり、黄色い鼻水、頭痛、顔面痛、嗅覚障害などで、上の奥歯が痛いと感じることもあります。鼻から起こる副鼻腔炎で歯が痛くなることがあり、歯医者の診断ミスで副鼻腔炎なのに歯の神経を取ってしまうことがあります。その場合いくら歯の根の治療をしても痛みが取れず、逆に悪化してしまうことがあります。診断ミスを防ぐためにはCTによる診断が必要です。

3-2.原因

  • 風邪
  • インフルエンザ
  • アレルギー性鼻炎

風邪などによって急性の副鼻腔炎が起こり、そこに細菌などの感染を繰り返すと、炎症が慢性化してしまいます。炎症が慢性化すると副鼻腔内の粘膜が厚くなり、鼻への出口である自然孔を塞ぎ、膿が副鼻腔の中に溜まってしまいます。またアレルギー性鼻炎もアレルギーにより鼻の粘膜が厚くなり、鼻への出口である自然孔を塞いでしまうので副鼻腔炎を起こしやすくなります。

3-3.治療法

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レントゲンやCT撮影をして副鼻腔の状態を観察します。抗生剤の長期服用、鼻の洗浄、吸入等を行います。治療期間は長くかかることが多く、症状や粘膜の腫れが収まらない場合は、内視鏡を使って鼻と副鼻腔の通りをよくする手術などが必要となることもあります。

4.好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)

4-1.症状

鼻茸(はなたけ:鼻の中の粘膜がきのこ状に水ぶくれになったもの)がたくさんできること、ドロッとした鼻水が出ること、ひどい鼻づまりを起こしやすいことなどです。

4-2.原因

白血球の一種の好酸球が副鼻腔の粘膜に集まり、慢性副鼻腔炎が悪化した状態と同じような症状を起こします。本来は細菌などを死滅させるはずの好酸球が、なぜ副鼻腔に集まって悪影響を与えるのかは、まだ明らかになっていません。

4-3.治療法

抗生物質が効きにくいため、内視鏡手術で鼻茸などを除去します。副鼻腔内をきれいにしてから、好酸球をおさえる薬などで治療をおこないます。また、再発しやすいので、医師の指導にしたがって気長に治療に取り組むことが大切です。

5.副鼻腔炎に似ている症状の病気

5-1.アスピリン喘息

喘息発作、アスピリン過敏症、鼻茸があり副鼻腔炎と同様の症状を起こします。

5-2.偏頭痛・緊張型頭痛

片側の頭痛・頭重感が副鼻腔炎とよく似ています。

5-3.頭部神経痛

顔面痛がおこるところがよく似ていますが、頭部神経痛は激しい痛みがでることが多いです。

まとめ

副鼻腔炎とは一般的に耳鼻咽喉科で治療される疾患です。しかし、歯が原因の場合には歯医者での治療が必要となります。お口の中を良好に保つことが、副鼻腔炎の予防にもなり、治療となることがあるのです。

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