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激痛!根管治療中、治療後の痛み/5つの原因と対処法

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歯の根の治療の時に激痛で耐えられないほどの痛みがあり、なぜこんな痛い思いをしてまで根管治療をしなくてはいけないのかと悩まれている方も多いのではないでしょうか。痛みによって治療を中断してしまう方もいるほどです。とてもつらいですよね。根管治療の痛みは人によって大きく変わるので、理解されない場合も多いのです。今回は根管治療中、治療後の痛みの原因と対処法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。

1.根管治療中、治療後の痛み/5つの原因と対処法

1−1.痛みが強い時に神経を抜くと麻酔が効きにくい

歯の痛みが強い時に歯の神経を抜く抜髄(ばつずい)を行うと、麻酔が効きにくく処置の時に痛みが強くなることがあります。歯の神経は痛みが強い時には、歯の中で血液が充血し、腫れ上がっています。麻酔は血液を通して、神経に伝わるため、充血し血液が流れていないと麻酔が効きにくくなります。

対処法

歯の神経に直接麻酔をして歯の神経を抜く処置をするか、歯の強い痛みが落ち着くまで痛み止めで様子をみます。すぐに痛みを取りたい場合は神経を抜く処置をします。ただし、麻酔が効かない時には神経が出るまで、痛みをこらえ、直接歯の神経に麻酔を入れます。かなり、痛みが強く出ます。できるだけ治療の痛みを避けたい場合は痛み止めで、歯の痛みを抑え、強い痛みが引いてきたら歯の神経を抜く処置をします。麻酔は効きやすくなっているので処置中の痛みは軽減できます。

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1−2.根管治療のたびに激痛になる人は麻酔をしてもらう

根管治療とは歯の根の中をきれいにし、消毒していくことです。多くの場合、歯の神経が無くなっているので痛みがない人が多いのですが、根管治療のたびに強い痛みを伴う方がいます。歯の根の周りの痛みを感じる部分が敏感な場合や一部の神経が残っている場合があります。

対処法

痛みがある場合は我慢せずに麻酔をしてもらうことをお勧めします。麻酔をしてしっかり治療し、早めに根の治療を終了して安静にすることが重要です。また、治療後に痛みが続いてしまう方は、痛み止めを飲むようにしてください。痛いからといっていつまでも消毒を繰り返しても、痛みだけが繰り返されてしまいます。詳しくは「ロキソニンやロキソニンSで歯痛を効果的に止める方法と注意すべき副作用」を参考にしてください。

1−3.根管治療後に噛むと痛みが出る時がある

根管治療の後に歯に物が当たると痛かったり、噛むと痛かったりすることがあります。歯の根の周りには噛んだ時に硬い物や軟らかいものを判断する歯根膜(しこんまく)という薄いクッションがあります。根の先からこの歯根膜に炎症が伝わると噛んだ時に痛みが出ます。

対処法

普通に噛んでも強い痛みがある時には、歯医者で治療している歯の噛み合わせを調整してもらいます。噛む時に刺激がなくなればかなり楽になります。痛みが強ければ痛み止めをのんでください。また、治療中の歯は安静にしておく必要があるため、噛まないように注意してください。

1−4.根管治療後に腫れと痛みがでてきた

根管治療後に歯茎の腫れや痛みが出ることがあります。今まで歯の中の細菌が多かったため、骨の中に細菌や細菌の死骸である膿が溜まっていました。根管治療をすることによって、細菌の量が減り、体が今まであった膿を外に出そうと働くためです。

対処法

抗生物質と痛み止めで腫れと痛みを軽くします。治療後、急に腫れると驚くと思いますが、骨の中に溜まっていた膿が出てくること自体は悪いことではありません。抗生物質で細菌を殺し、痛み止めで痛みをコントロールしてください。詳しくは「歯茎が腫れた時、自宅でできる応急処置と治療法」を参考にしてください。

1−5.歯の根の中に薬を入れた後に痛む

 歯の根の中がきれいになったら、細菌が入り込まないように薬を詰めます。この時、空気が入らないように圧力をかけて薬を詰めるために、刺激で2、3日痛みが出ることがあります。

対処法

痛みが強ければ、痛み止めで対応してください。2、3日から1週間程度で痛みは軽減してきます。また、その歯で噛まないようにすることも重要です。

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2.痛い思いをしてまで根管治療をする理由

根管治療とは歯の神経が入っていた空洞である歯髄腔(しずいくう)をきれいにし、細菌が入り込まないように薬で密閉することです。歯髄腔は神経が死んでしまうと細菌が繁殖し、根の先から細菌や毒素を顎の骨の中にばらばらまきます。この細菌によって副鼻腔炎や骨髄炎などの大きな病気になることもあるのです。この歯髄腔の細菌は自然に治ることがないため、根管治療をして機械的に細菌を取り除き、新たに細菌が入らないように薬を緊密に詰める必要があります。根管治療をすることによって神経が死んでしまった歯でも長く使うことができるのです。

3.極力痛みが少ない根管治療をしてくれる歯医者の選び方

3-1.歯の神経をできるだけ残してくれる歯医者

そもそも歯の神経を残せれば痛い思いをして根管治療を行う必要がありません。全ての歯の神経が残せるわけではありませんが、虫歯が深くてもできるだけ神経を残してくれる歯医者を選びましょう。虫歯が神経まで広がっていても強い痛みが無ければ歯をを再生させる薬(MTA)で神経を保護して神経を残すことができる場合もあります。詳しくは「歯の神経を抜く前に知っておきたかった7つのことと最新治療法」を参考にしてください。

3-2.予約の時間を30分以上とってくれる歯医者

歯の神経の治療は細かい管をきれいに消毒していきます。唾液が根の管の中に入らないようにするためマスクをしたり、仮のふたをとったり準備にも時間がかかります。15分や20分の予約時間ではちょっとお薬を変えただけで終わってしまい、何度も通わなくてはいけません。また、口を1時間、開け続けるのも大変なのです。大体30分くらいの予約で治療をしてもらえると治療がスムーズに進みます。もちろん治療を受ける側もキャンセルしないように約束を守りましょう。

3-3.根の中に細菌が入らないようにマスクをしてくれる歯医者

歯の神経の治療の大敵は細菌です。この細菌は唾液の中に多くいます。根の神経の管を消毒する際、唾液が中に入ってしまうと痛みの原因にもなります。そのためにマスク(ラバーダム)やZOO(ストローみたいな管)を使って、絶対唾液を根の中に入れないようにして治療をしてくれる歯医者を選びましょう。

3-4.マイクロスコープを使ってくれる歯医者

歯の神経の治療は目では見にくい細かい管を探し、汚れを取り、消毒していきます。肉眼では限界があり、その管を取り残してしまうことによって痛みの原因にもなります。何倍もの拡大したレンズから見て、取り残しのないように確認してもらいながら治療をしてくれる歯医者を選びましょう。詳しくは「根管治療の専門医が行っている最新治療法と一般歯科との治療の違い」を参考にしてください。

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3-5.複雑な根の形をCTで確認してくれる歯医者

歯の神経の管は曲がっているものもあれば、二手に分かれているものもあります。曲がっている方向は、普段見ている2次元のレントゲンでは見ることはできません。見えないものを手探りで行っても時間ばかりかかってしまい、正確な治療ができません。複雑な根の形や、歯根端切除術の際、CTで診断をしてから治療を行ってくれる歯医者を選びましょう。詳しくは「最新歯科用CTレントゲン/治らない歯の痛みを解決する!」を参考にしてください。

3-6.神経の汚れを早く取るための器具を使ってくれる歯医者

歯の神経治療の最後は、神経の入っていた管の中に薬を詰めることです。この薬を詰める時に管がスムーズな形をしているとしっかり詰められます。この形を形状記憶のファイル(根の治療に使う針金)で行うと手で形を整えるより、時間が1/3以下になります。治療時間を極力短くしてくれる歯医者を選びましょう。

まとめ

根管治療の全てを無痛で行うことはできません。しかし、できるだけの痛みの軽減と治療回数などが分かっていれば、頑張って通うこともできるはずです。かかりつけの歯医者で相談し、必要であれば専門医を紹介してもらうことも、1つの手段です。

おかざき歯科クリニックの根管治療の流れ

おかざき歯科クリニックでは最大限抜歯を回避する治療理念のもと治療を進めていきます。


根の治療の正確さによって歯の寿命が大きく変わってしまいます。


おかざき歯科クリニックでは、正確な診断と超精密治療により根の中の汚れをきれいにし、治療を進めて行きます。



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