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歯槽膿漏の痛み、腫れ、口臭、治療に効果的な11の薬

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歯槽膿漏の腫れや痛みに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。歯槽膿漏とは歯を支えている骨が溶けていく病気です。しかし、実は歯槽膿漏に効果的な薬があるのです。歯槽膿漏の症状の痛みや腫れ、口臭のそれぞれに合った薬や、治療の時に使う薬があります。また、市販で売られているものから歯医者でしか売っていないもの、一部の歯医者でしか取り扱っていないものもあります。今回は歯槽膿漏に効果的な11の薬を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

1.歯槽膿漏の痛みに効果的な薬

1−1.薬局で買える鎮痛剤ロキソニンS

 歯槽膿漏の急な痛みに効果的なのが薬局で買えるロキソニンSです。歯医者で処方される痛み止めとほぼ同じ成分のためよく効きます。ロキソニンSは消炎鎮痛剤のため痛みだけでなく熱を抑える効果もあります。大人の方で1回1錠1日2回まで、3回のむ場合は4時間以上空けるようにします。薬局、通販等でも購入可能で648円です。詳しくは「歯茎が痛いときの対処法と原因」を参考にしてください。下の写真は歯医者で処方されるロキソプロフェンです。

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1−2.セファレキシン(セフェム系抗生物質)

歯槽膿漏で大きく腫れて痛みが強い時にはセフェム系抗生物質をのみます。医療機関でしか処方されませんので、一度歯医者にかかる必要があります。抗生物質で歯茎の中から血液に乗って入り込んだ細菌を殺す必要があります。歯医者で行う治療の一つになりますので、一般には買うことができません。

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2.歯槽膿漏の腫れに効果的な薬

2−1.殺菌作用が強いシステマSP-1メディカルガーグル

歯槽膿漏で歯茎が腫れて、歯磨きのときに出血が起こりやすい人に効果的な洗口剤です。歯磨き後、水100ml程に、メディカルガーグルを6〜10滴入れ、口をゆすいでください。1日数回、寝る前に行うと効果的です。通販等で購入可能で1,400円です。ジェルタイプもあります。

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2−2.歯を傷つけないジェルコート

 歯槽膿漏で歯茎が腫れて、しみが出やすい方に効果的な歯磨き粉です。ジェル状の歯磨き粉で殺菌作用の高いクロルヘキシジンが含まれています。ジェル状なので歯茎に馴染み、歯磨きをしながら歯茎に浸透し、腫れを引かせます。研磨剤が含まれていないので歯に優しく、フッ素配合で歯を強くします。また、電動歯ブラシを使っている方には特におすすめで、通販等で購入可能で1,000円です。

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2−3.腫れた歯茎に入れるぺリオフィール

歯槽膿漏で歯茎の一部が腫れたり、歯周ポケットから膿が止まらなかったりするときに使う抗生物質です。シリンジに入ったペースト状の抗生物質で、腫れた歯茎や歯周ポケットに直接作用させるために、効果が早くなります。歯医者で行う治療の一つになりますので、一般には買うことができません。

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3.歯槽膿漏の口臭に効果的な薬

3−1.次亜塩素酸のマウスウォッシュのメデス

歯槽膿漏の口臭が気になる方にオススメなのがメデスです。メデスは次亜塩素酸水でPH6.8のマウスウォッシュです。細菌が増殖しやすい食後や就寝前、起床時にうがいをすると効果的です。キャップ3杯程度を口に含み、ブクブクうがい20秒、ガラガラうがい10秒します。歯磨き後は歯磨き粉が残らないようにしてから使ってください。一部の歯医者のみの販売になり2,500円です。詳しくは「意外と知らない?口臭の本当の原因と適切な対処法」を参考にしてください。

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3−2.刺激の少ないマイルドな洗口剤コンクール

歯槽膿漏の粘着きや口臭が気になる方に効果的な洗口剤です。殺菌作用のあるクロルヘキシジンと緑茶抽出液が含まれているためスッキリとした感じがします。アルコール成分が入っていないために刺激はなく、使いやすい洗口剤です。通販等で購入可能で1,000円です。

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3−3.サプリメントで口臭予防バイオガイア

歯磨きやデンタルフロスをしっかりしているのになんとなく口臭が残る気がする方にオススメなのがバイオガイアです。バイオガイアはサプリメントで、口の中の悪玉菌を善玉菌に変えていく効果があります。バイオガイアに含まれる善玉菌であるロイテリ菌が、口の中にいる悪玉菌の歯槽膿漏菌と置き換わることによって、口の中の環境を変え、歯槽膿漏菌が発生させる口臭を予防します。ブラッシングやクリーニングで口の中の細菌数を減らしてから、タブレットを少しずつ溶かしながら舐めて悪玉菌を善玉菌に置き換えていきます。バイオガイアプロデンティスは1,000円で通販等で購入可能です。

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4.歯槽膿漏の治療に効果的な薬

4−1.抗生物質ジスロマック

重度の歯槽膿漏の方で、歯槽膿漏菌を一時的に殺菌する抗生物質です。口の中の細菌はバイオフィルムという膜に覆われて、抗生物質が効きにくいのです。ジスロマックは1日3回、3日のむことで、効果が2週間程度持続するため、バイオフィルム内の歯槽膿漏菌まで浸透し、殺菌します。ただし、歯石やプラークが残ったままだと、すぐに細菌が増えてしまったり、使いすぎると耐性菌ができてしまうので、気をつけて使う必要があります。歯医者で行う治療となるため一般には買うことができません。

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4−2.悪い細菌の活動を弱めるぺリオバスター

歯槽膿漏の細菌検査でスピロヘータという螺旋菌(らせんきん)が発見された場合、歯槽膿漏が悪化しやすい傾向があります。ペリオバスターを使うことによってスピロヘーターの活動を抑えることができます。また、ジスロマックを使った後、歯槽膿漏菌が増えないように維持したり、ヌメリの元であるバイオフィルムを落としやすくします。一部の歯医者か通販等で購入可能で2,160円です。

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4−3.溶けてしまった骨を改善させるエムドゲイン

歯槽膿漏によって溶けてしまった骨を再生させるのがエムドゲインです。部分的に溶けてしまった骨にエムドゲインを入れることによって、骨を新たに再生させます。全体的に下がってしまった骨や、歯の根の先まで溶けてしまった骨の場合は再生させることができない場合もあります。行っている歯医者は限られており、また保険診療では行えないため5万円から15万円程度の費用です。詳しくは「歯周病で溶けた骨を治療するエムドゲイン再生療法とは!」を参考にしてください。

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5.歯槽膿漏の薬を効果的に使う3DS

5−1.3DSとは

3DSとはdental drug delivery systemの略でマウスピースを使って歯槽膿漏の薬を歯茎に浸透させる方法です。口の中は唾液があるために、薬が浸透する前に洗い流されてしまい、効果が減少してしまいます。3DSを使うことによって、薬を歯茎に長く作用させ、歯槽膿漏菌を殺菌したり、歯茎の炎症を抑える効果があります。3DSの治療は一部の歯医者でしか行っていません。保険外診療で3〜5万円程度です。保険診療で行っている歯医者もあります。

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5−2.3DSに使える薬

システマSP-1メディカルガーグル、ジェルコートは市販で購入可能です。ペリオフィール、メデス、ペリオバスターは歯医者で購入可能です。ただし、取り扱っている歯医者は限られています。

5−3.3DSの作り方

  • 歯医者で歯槽膿漏の検査、細菌検査、ブラッシング方法、歯石の除去を行う
  • 再検査後3DSが適応かどうか判断する
  • マウスピース作製のための口の中の型を取る
  • 出来上がったマウスピースを合わせる
  • どの薬が効果的か細菌検査の結果より決める
  • 就寝前、歯磨き後にマウスピースに薬を入れ5分間、歯茎に浸透させる
  • 軽くすすぎ、その後は飲食を控える

まとめ

歯槽膿漏は重度に進行してしまうと改善することが難しくなります。また中等度に進行した歯槽膿漏も改善するには外科的な治療が必要になります。そのため歯槽膿漏は治療をするより予防をすることが最も効果的に歯を残すための方法です。そのためには定期的に歯医者で検査やクリーニングを行い、歯槽膿漏の初期の兆候を見逃さないことです。

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