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予防歯科/いい歯医者は絶対すすめる7つの理由と治療の流れ

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虫歯の治療が終わった後や、虫歯の治療を始める前に予防歯科の話をする歯医者が多くなりました。なぜ、そんなに歯医者は予防歯科をすすめるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。予防歯科は虫歯や歯周病が進行しないように予防することです。しかし、実は歯医者は虫歯や歯周病の治療は削ったり詰めたりしても、すぐに悪くなることを知っているのです。そのため、治療しないように予防した方が効果的な方法なのです。今回は歯医者が予防歯科をすすめる7つの理由をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

1.歯医者が予防歯科をすすめる7つの理由

1−1.治療した歯は4、5年で悪くなる

歯を治療した部分は4、5年くらい経つと縁から虫歯になりやすくなります。口の中は水分が多く、酸性やアルカリ性、熱さや冷たさ、噛む力や歯ぎしりなど過酷な環境です。保険診療で行うプラスチックや銀歯ではこの環境に耐えられず4、5年程度たつと劣化し、縁から虫歯になります。健康な口の中の歯の表面は、食事のたびに新しく入れ替わり、劣化を起こすことがありません。詳しくは「虫歯治療の繰り返し!二次(2次)カリエスを防ぐ9つの予防法」を参考にしてください。

1−2.しっかりとした治療にはお金がかかる

歯の治療で劣化しにくい材料は金合金やセラミックです。しかし、これらの治療は保険外診療となり費用がかかります。また、根管治療や歯周病治療も専門的な精度の高い治療を行おうとすれば、保険診療内では難しくなります。 そのため予防歯科で虫歯や歯周病にならないようにしていくことは、お金の節約にもなるのです。詳しくは「セラミックの歯/彼らが銀歯にしない6つの理由」を参考にしてください。

1−3.歯周病が進行すると外科的な治療が必要になる

歯周病が進行してしまうと外科的な治療が必要になります。歯周病で溶けてしまった骨を再生させるには麻酔をし、歯茎を開いて、汚れを取って歯茎や骨を再生させる薬を入れます。また、歯周病が進行しすぎると抜歯が必要になることもあります。歯医者が怖いと感じる方は予防歯科で進行してからの治療ではなく、治療をしないようにする予防をお勧めします。詳しくは「30代以上の方必見!歯周病に負けない5つの知識と3つの治療法」を参考にしてください。

1−4.入れ歯では硬いものは噛めない

歯には噛んだ時に硬いものや軟らかいもの、熱さや冷たさなどを感じることができます。歯を失い入れ歯になってしまうと、噛む力は自分の歯に比べ30%〜40%程度になり、注意して噛まないと入れ歯が割れたり、入れ歯のフックをかけている歯にダメージが加わります。また、歯がない方は歯がある方に比べ認知症のリスクが高くなるという報告もあります。予防歯科で歯をできるだけ残している方は将来の健康寿命も伸びるのです。詳しくは「入れ歯が合わない方必見!奥歯のインプラントがもたらす10の効果」を参考にしてください。

1−5.歯の神経を取ると歯の寿命は短くなる

歯の神経を取ることは歯が死んでしまうことです。もちろん、歯の神経を取ったからといってすぐに歯を抜かなくてはいけないことではありません。枯れてしまった木と同じように立っていますが、自ら再生する力はなく、強い力が加われば折れてしまいます。予防歯科を行い、虫歯をつくらないようにすれば歯の寿命を延ばすことができます。詳しくは「歯の神経を抜く前に知っておきたかった7つのことと最新治療法」を参考にしてください。

1−6.歯の治療の成功率は100%ではない

歯の治療をしたからといって100%成功するわけではありません。特に根の治療は成功率が80%程度と言われています。繰り返し根の治療を行うとより成功率は下がります。また、根管治療の専門医では保険外診療となります。一度治療をしてしまうと繰り返しの治療になってしまいます。治療の繰り返しのサイクルにならないように、予防歯科で虫歯にならない環境を作ります。詳しくは「根管治療の専門医が行っている最新治療法と一般歯科との治療の違い」を参考にしてください。

1−7.歯並びの悪さは大人になって影響する

若い時の歯並びは見た目を重視し、治療を行うことが多いのですが、実は歯並びの悪さは大人になってから影響するのです。歯並びが悪いと噛み合わせの負担が部分的にかかり、歯周病が悪化しやすくなります。歯列矯正は予防歯科ではありませんが、歯並びを治しておくことは予防歯科にとって重要なことです。詳しくは「大人の歯の歯列矯正!歯並びを治す5つの方法と費用と期間」を参考にしてください。

2.予防歯科の流れ

2−1.自分の口の中を知るための検査

予防歯科では自分の口の中を知ってもらう検査から始まります。口の中の写真やレントゲンで虫歯や歯周病があるのかなど、細かく確認していきます。また、歯の神経がない歯がどれくらいか、削られていない歯の数など今までの治療経過がわかってきます。

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2−2.虫歯や歯周病の原因を探す検査

虫歯や歯周病が進行したり、今後起こりうるリスクを確認するために細菌検査を行います。虫歯や歯周病の原因は細菌です。細菌の数や活動性を知ることによって、使っていく薬や予防法を検討していきます。詳しくは「ホームページからわかる正しい予防歯科の選び方と治療の流れ」を参考にしてください。

2−3.自分でできる予防法を教えてもらう

予防歯科の9割は自宅で毎日行う予防法を知り、実践していくことです。デンタルフロスやフッ素、間食の取り方など虫歯や歯周病を予防する方法を教えてもらいます。

2−4.バイオフィルムを除去する

バイオフィルムとは歯の表面についている膜のことです。この膜に細菌が感染し、虫歯や歯周病が進行していきます。定期的に感染したバイオフィルムを取ることによって虫歯や歯周病を予防していきます。

2−5.特殊な予防法を行う

虫歯や歯周病の進行度合いによって特殊な予防法を行うことがあります。マウスピースで歯や歯茎に薬を浸透させる3DS、口の中の悪玉菌を善玉菌に変えるバイオガイヤなどを予防歯科では行います。詳しくは「歯周病を薬で治す最新3DS除菌療法と歯周病菌に効果のある薬」を参考にしてください。

2−6.定期的にクリーニングを行う

バイオフィルムは3〜6ヶ月程度で定期的に取り除いていく必要があります。また、虫歯や歯周病が進行している方は1、2ヶ月でクリーニングを行う必要があります。予防歯科はリスクを調べ、そのリスクに合わせた期間でメンテナンスを行います。

まとめ

歯医者は歯の大切さを知っています。また、歯の予防方法も知っています。多くの場合、適切な予防法をとれば虫歯や歯周病は防げる病気なのです。しかし、多くの人はその予防法を知らなかったり、実践できなかったりするため虫歯が繰り返され、歯周病が進行してしまうのです。将来自分の歯で過ごしたい方はできるだけ早く、予防歯科を始めてください。

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