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保険の白い冠!ハイブリットセラミッククラウンの特徴と費用

歯に銀歯を入れるのはできるだけ避けたいものですよね。保険診療では前歯だけしか白い歯が認められていないので、その奥は銀歯で我慢していた方も多いのではないでしょうか。しかし、実は犬歯の後ろの小臼歯も保険で白い歯にすることができるのです。小臼歯に銀歯が入っていると、口を開いたときや笑ったときに目立つものです。ハイブリットセラミッククラウンという治療法で保険診療ができるのです。今回は保険でできるハイブリットセラミッククラウンの6つの特徴と費用、治療法などお伝えします。ぜひ、参考にしてください。 

1.ハイブリットセラミッククラウンとは

歯のハイブリットとはセラミックとプラスチックの成分が含まれた材料のことです。ハイブリットセラミッククラウンはセラミックの硬さとプラスチックの粘りを兼ね備えた被せ物です。現在、保険診療で行えるのは平成27年8月の時点で小臼歯の冠の治療のみです。

2.保険でできるハイブリットセラミッククラウンの6つの特徴

2−1.小臼歯を白い被せ物にできる

今まで保険診療では犬歯の後ろの2本の小臼歯は、銀歯かプラスチッククラウンでしか治療ができませんでした。プラスチックのものは強度が劣るため多くの歯医者では銀歯での治療を行っていました。現在は保険診療では小臼歯をハイブリットクラウンで治療ができるため、最も目立っていた銀歯の被せ物の位置に、白い被せ物ができるようになっています。

2−2.保険診療なので費用が安い

小臼歯の被せ物を白いものにしようとすると、今までは5万円から12万の費用がかかっていました。ハイブリットセラミッククラウンを保険診療で行うと3割負担の方で1万円程度になります。

2−3.金属を使わないので歯茎が黒くならない

ハイブリットセラミッククラウンは金属を使わずに治療が出来るために歯茎が黒くなったり、金属アレルギーが起こることがありません。しかし、歯が残っている部分が少ない場合、保険診療では金属の土台になります。それによって歯茎の変色や金属アレルギーが起こることがあります。

2−4.セラミックより審美性は劣る

ハイブリットセラミッククラウンはオールセラミッククラウンのように高い審美性を求めることはできません。オールセラミックほどの透明感はありませんが、歯に近い色まで合わせることはできます。詳しくは「前歯をオールセラミッククラウンにしたほうがいい7つの理由/費用と期間」を参考にしてください。

2−5.3、4年経つと黄色くなってくる

ハイブリットセラミッククラウンはプラスチックが含まれているため、口の中の水分を吸収し、3、4年経つと黄色く変色してきます。保険診療内では基本的に2年経てば再生することは可能ですが、あまり治療を繰り返すと残っている歯にダメージが大きくなります。

2−6.磨り減りやすい

ハイブリットセラミックは銀歯やオールセラミックより材質が軟らかいために、歯ぎしりやくいしばりが強い方は穴が開いてしまうことがあります。小臼歯は大臼歯に比べ、噛むときにかかる力は小さい方ですが歯ぎしりやくいしばりが強い方は長時間、大きな力が歯に加わります。そのため、1、2年で穴が開いてしまう方もいます。

3.ハイブリットセラミッククラウンの治療法

3−1.歯の根の治療や神経を保護する治療を行う

歯に冠を被せる前にレントゲンで根の状態や、虫歯の深さを確認します。必要であれば歯の根の治療や神経を保護する治療を行い、歯に冠を被せた後にトラブルが起きないようにします。詳しくは「歯の寿命はこれで決まる!歯の根の治療の根管治療と全情報を大公開」を参考にしてください。

3−2.歯に土台を作る

神経がない歯は土台を作る必要があります。保険診療内で行う場合、歯の部分が多く残っていればプラスチック、少なければ金属で土台を作ります。歯が割れないようにファイバーポストという土台がありますが、保険診療外になります。費用は1万円〜2万円程度です。また、ファイバーポストを使用した場合、冠は保険内では治療できなくなります。

 

3−3.形を整え、型をとる

ハイブリットセラミッククラウンを被せるために歯の形を整えます。その後歯型を取って、模型にし、冠を作ります。

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3−4.冠を歯につける

ハイブリットセラミッククラウンを調整し、歯に接着剤でつけます。その後噛み合わせを調整します。冠をつけた後は30分程度、飲食は控え、48時間硬いものを噛まないようにします。48時間後には接着材が完全に固まり、噛んでも取れにくくなります。

 4.オールセラミッククラウンとの比較

  費用 審美 強度 色の変化 寿命
ハイブリットセラミック 1万円保険診療3割負担の場合
オールセラミック 7万円〜15万円程度

5.小さい銀歯を保険で白くする方法

 小さい虫歯や銀歯の場合、大きく削ってハイブリットセラミッククラウンにするには歯のダメージが大きすぎます。その場合はコンポジットレジンというプラスチックの材料を使います。コンポジットレジンはプラスチックで保険診療で行うことができます。虫歯の部分だけを削って、今回はコンポジットレジンを詰めます。強度が強くないために大きな虫歯や、奥歯には使えないことがあります。詳しくは「歯の白い詰め物の治療/写真でわかるコンポジットレジンの治療手順」を参考にしてください。

まとめ

ハイブリットセラミッククラウンは今まで保険診療では銀歯しかできなかった小臼歯を白い歯にできるようになりました。銀歯に比べれば見た目はとても改善されました。しかし、強度や劣化については銀歯の方が勝る部分もあります。かかりつけの歯医者で相談の上、治療を行うようにしてください。

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コメント

  1. ねこ より:

    右上奥歯親不知の次の歯が神経抜かれた状態で、今根元から治療中です。
    以前は銀歯が被せられていました。
    保険適用白い歯かレジンかハイブリッドクラウンをどれが一番適しているのか迷ってます。
    歯医者さんからは土台も作るといわれています、元の歯は、半分くらい削られています。金属アレルギーも少しあるので、金属を使うことだけはしないようにしたいです。出来るだけ料金が安く出来る保険適用で出来る方法を教えてください。

    1. 岡崎 弘典 より:

      通常、親知らずの一つ前の歯を第二大臼歯と言います。
      神経の失われた第二大臼歯を保険で白くするには、
      1、皮膚科にて歯科用金属でのアレルギーを証明する診断書が必要になります。
      2、金属アレルギーのためのハイブリットクラウンを行ってくれる歯医者を探します。
      3、そこで金属アレルギーの証明書提示し、ハイブリットクラウンの治療を行ってもらいます。
      注意点
      ・歯の土台も金属で行われることが多いので早めにかかりつけの歯科医師相談してください。
      ・第二大臼歯のハイブリットレジンは強い力がかかり壊れやすいので、あまりお勧めではありません。
      できることならジルコニア等のセラミックで治療をお勧めします。
      ハイブリットレジンクラウンや金属アレルギーの対応はすべての歯医者で行っているわけではありませんので、
      ホームページや電話等で確認すると安心です。

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