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無料歯科検診と歯医者で行う精密な歯科検診のメリット・デメリット

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学校検診や妊産婦検診などの無料の歯科検診と、歯医者で行う精密な歯科検診があることはご存知でしょうか。無料の検診では虫歯が無かったのに、歯医者に行ったら虫歯が見つかったという様な経験をされた方も多いと思います。それには無料歯科検診と精密歯科検診には大きな違いがあるからです。今回はそれぞれのメリットとデメリットをお伝えします。そしておかざき歯科クリニックで行っている歯周病や虫歯を防ぐための精密な歯科検診の方法をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

1.無料歯科検診

1-1.無料歯科検診とは

自治体や会社などで行われる健診です。集団で行い一人5分から30分程度の時間で行います。検査機器は使わず、目で見える範囲の変化を確認していきます。学校検診、妊婦歯科検診、3歳児検診などです。

1-2.メリット

  • 無料で行われることが多い
  • 時間が早い
  • 大きな虫歯や歯石などが判断できる
  • 歯茎や舌の変化が分かる

1-3.デメリット

  • 歯と歯の間など目で見えない虫歯は確認できない
  • 歯周病の進行はわからない
  • 光が少ないところで行われることが多く、奥歯まで確認できないことがある
  • 歯石やプラークがついていると虫歯が隠されてしまいす
  • 虫歯や歯周病の原因はわからない

1-4.無料歯科検診でわかることshutterstock_125264981

  • 大きな虫歯
  • 歯茎の腫れ
  • 歯垢の付き具合
  • 歯石の有無
  • 歯の数
  • 歯並び、かみ合わせの状態
  • 歯茎の異常

2.歯医者で行う精密な歯科検診

2-1.精密な歯科検診とは

写真やレントゲンなどを使い、見ただけでは確認できない虫歯や、歯茎の中の骨の状態を検査します。検査結果により虫歯のなりやすさ、歯周病の進行状況が分かり、今後どのようにしていけば歯を失わなくて済むのかが判ります。虫歯や歯周病は進行してからでは治療をしても歯の寿命は短くなってしまいます。出来たから治療するのではなく、できないように予防するのが、現代の歯科治療です。

2-2.メリット

  • 目では確認できない虫歯や歯周病が判る
  • 虫歯や歯周病の原因が分かり予防ができる
  • 虫歯を削るか削らないかの判断ができる
  • 定期的な検診を行うことによって10年前、20年前と現在の状況の変化が分る

2-3.デメリット

  • 費用がかかる
  • 予防歯科に興味がない人には無駄に思える

3.おかざき歯科クリニックの歯科検診の場合

3-1.口の中の写真撮影

口の中の写真を撮ることによって歯茎の腫れ、歯石、虫歯、噛み合わせなどを確認します。写真によって歯科医だけでなく、本人も現在の口の中の状態が把握できます。今後どのように予防や治療をしていけば一生涯自分の歯で噛むことができるのか一緒に考えていきます。

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3-2.レントゲン撮影

歯と歯の細かい虫歯、歯周病の進行度合い、詰め物や被せものの下にある虫歯などを細かいレントゲンで確認していきます。小さな虫歯は削る必要がありません。口の中が虫歯を進行させない環境であれば、虫歯はそのままの状態を維持しています。ただし、進行性かどうかは定期的にレントゲンで確認したうえで削るかどうかを判断します。

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3-3.歯周ポケット検査

歯周病の進行度合いを確認します。歯周ポケットの深さ、歯茎からの出血、歯の揺れを検査していきます。歯周ポケットは4mm以上になると歯ブラシでは細菌を取ることができないために、定期的に歯医者で細菌を取る必要があります。また、歯茎からの出血は歯周病が現在進行形であることを表すバロメーターです。詳しくは「歯周ポケットは口臭や歯周病の始まり/歯周ポケット改善方法」を参考にしてください。

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3-4.プラークの付着状態の確認

口の中を染め出して、どこにプラークが残っているか確認します。プラークはご自身で毎日取っていかなければならないものです。このテクニックを早くに身につけることができれば、虫歯や歯周病を防ぐことが出来ます。しかし、いつもプラークが着いたままであれば、治療をしてもすぐに虫歯になり、やがては歯を失います。詳しくは「食べカスじゃない!歯垢によって起こる7つの危険」を参考にしてください。

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3-5.顕微鏡検査

プラークを位相差顕微鏡(いそうさけんびきょう)で見ることにより、細菌の種類や活動状況が確認できます。治療によってどの程度、細菌数や活動性が減ったかを確認して、改善しないようであれば抗生物質や洗口剤を変えることによって細菌を減らしていきます。

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3-6.歯周病の検査結果:OHIS

現在の歯周病の状況をご説明します。歯周病のリスク5段階評価、歯周病の状態100段階評価です。今後どのような治療を行い、予防をしていけば歯周病を予防できるのかご説明します。詳しくは「30代以上の方必見!歯周病に負けない5つの知識と3つの治療法」を参考にしてください。

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3-7.唾液検査

唾液の検査は唾液の量や力、ミュータンス菌のバチラス菌の量を検査します。虫歯の原因は人によって違います。自分が何で虫歯になるのかを理解することによって、虫歯を作らないお口の環境が保てます。

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3-8.唾液検査の結果:カリオグラム

カリオグラムは予防先進国のスウェーデンで開発されたプログラムです。唾液検査の結果1年以内に虫歯になる可能性をグラフに現しています。虫歯になる原因を改善していくことで虫歯にならないお口の中の環境を目指します。

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3-9.レーザーで虫歯の深さを確認:ダイアグノデント

歯は黒くなっていても初期虫歯であれば削る必要がありません。初期虫歯の部分をダイアグノデントで測定すると、虫歯の深さが分かります。定期的に測ることによって初期虫歯の進行が止まっていれば削らずに再石灰化を待ちます。詳しくは「これって虫歯?削らない初期虫歯とキレイに治す虫歯治療」を参考にしてください。

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4.特殊な精密検査

4-1.CTレントゲン撮影

3次元的な歯の異常について診断するために撮影します。通常撮影する2次元のレントゲン撮影では、歯や顎の立体的な診断ができません。CTレントゲン撮影をすることによって歯の位置、神経、骨の状態などが正確に診断することができます。

  • インプラント前の骨の状態の確認
  • 歯列矯正前の永久歯の位置を確認
  • 重度歯周病の骨の状態を確認
  • 上顎洞炎の膿の状態の確認
  • 親知らずと神経の位置を確認
  • 過剰歯などの位置を確認

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 4-2.かみ合わせの検査

お口の中の歯型を取り、模型にして咬み合わせのズレを確認します。歯を抜いた後、そのままにしたり、歯並びが悪い場合、かみ合わせ全体を治療する必要もあります。

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まとめ

歯科医や歯科衛生士は基本的に虫歯ができません。なぜなら歯は削れば削るほど悪くなることを知っているからです。いい歯医者の見分け方は虫歯を見つけてすぐ削る歯医者ではなく、どうしたら虫歯にならないようにできるか教えてくれる歯医者です。患者さんは毎回、歯ブラシやデンタルフロスの使い方を言われ、飽き飽きするかもしれません。しかし、歯医者が嫌われても患者さんのお口の中に虫歯が出来ないことが我々歯科医の使命なのです。

おかざき歯科クリニックの歯周病治療の手順

歯周病は、自覚症状がないままに悪化してしまいます。


気づいた頃には、重症になってしまっているということもあります。


おかざき歯科クリニックでは、最新で安全な治療方法を行なうことはもちろんのこと、自分の歯で一生涯過ごしてもらえるように、日々のケア方法やクリーニング方法をお伝えして行きます。



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